昨日の夕方、テレビで「長渕剛」を見かけた。
長渕剛がデビューした頃は「爽やかな」良い感じだった。
もちろん長い年月を経て、自分も含めて
人は、若い頃には考えられなかったような変貌を遂げる。
有名になって、お金もいっぱい持って、生活が変われば
悪い薬にも手を出したりもする、、ほんの一部の人だろうが、、
ここで言いたいのは、長渕がどんなに爽やかな、
どんなに清潔感のある、吹き抜けるそよ風のような良い感じだったか、、なのだが、
いつから今のようになったのかと言えば
やっぱり有名になって、お金を手にした頃からなのだろう。
いや、一時は薬などで問題を起こしたが、
今は更生しているだろうし、相変わらずたくさんのファンに愛されている。
だから問題ないはずだが、
「爽やか」が、どこにもなくなった。
私は「忌野清志郎」と同じく長渕剛の
華奢な折れそうな身体で、恥ずかしそうに、
自分で作った曲を披露する時、、
今のジャニーズより「美しい」姿を見ていた。
そして曲の内容は、田舎から出てきた青年が
都会の騒音と慌ただしさと、人の無情(にみえる)を感じて
オロオロしながら、それでも
スックと立っている、、そんなものだった。
忌野清志郎は、もともと、三鷹の人だから
少し長渕剛とは違うが、
二人とも「フォークソング」の人だった。
あの、(私が)今のジャニーズよりも美しいと感じた頃の
曲を、、↓
純恋歌と、ライセンス。
ライセンスは、目の前に映画のように
光景が広がる。
生まれ育った故郷から、都会へ出て
車の免許をとった、、やっと少しだけ親に褒めてもらえるようになった自分が
取ったばかりの免許で、車を運転して羽田に迎えに行くから、、と言う内容。
こんな「美しい苦労話」を、映画の光景のように書ける(歌える)人は、、
、、そして「爽やかな」人、、は
なかなかいない。