老年ドライバーの事故、

「あの」池袋の『元院長』の件から、

なんだか、やたらとニュースに上がるのは

我々の世代の運転ミス。

私も、どこへ行くのにも「車」を使い、

埼玉のちょっと(だけ)不便な我が家地方では

足がわりに、なくてはならないものとして

今まで来た。

しかし、クローズアップされるまでもなく

特に、今ちょっと目が見えにくくなっていることもあり

「何かあったら大変だなあ!」と思うようになってきた。

折から、私の車も購入から5年たち、

車検の時期でもあったし、

免許の書き換えも重なり、

「もうやめたら?」という「声」が上がるようになった。

「えーっ?!車なくちゃ大変よ!」と、

当初は、まだ乗るつもりでいたが、

よくよく考えたら、人さまのためにも「乗らない」ほうが良いかも、、と思い

「だからあの時やめておけば良かったのに!」ということにならないようにした方が

世のため、人のため、そして自分のためだと

考えることにした。

どうしようか迷いながらも車検を取らず、

目の前の駐車場に1ヶ月近く置いてあった我が車、

昨日、車屋さんに持って行ってもらった。

自転車代わりに毎日乗っていた車だが、

別れを惜しんだって仕方ない。

出会いがあれば、別れがある、、笑、

、、って、演歌の歌詞みたいなことは思いもしないが

免許を(歳取ってから)取得してから20年余り、

3台の新車に乗った。

去って行く車に向かい、前の2台の分まで

感謝して、さっぱりとお別れした。笑


ちょっと「社会」に参加できなくなったような気もするし、

翼の一部が折れたような気もして、

歳だから、、って言う「現実」も

少しだけ哀しくて、

本音を言えば、「あー、やだなー、歳とっちゃったなー」と

思わないでもないのだが、

そんなこと言っても仕方ない。

こんな歳になって、人さまを轢いてしまったり、

線路に立ち往生しちゃったり、、ということの危険を回避できた!と

プラスに考えることにする!