大きな台風、去ったはずなのに、

昨日の狂暑(もう猛暑という言葉では足りない)、

続いて今日、気温は若干低いが雨、雨。

もう暑いのも、雨も、蒸すのにも飽きた。爆笑

もうそろそろ爽やかな秋風がちょっとでも吹いて良さそうなもんに、、。

話に聞く、しつこいヒモ男にでもまとわりつかれたようだ。もやもや

、、だが、天候のことは自然に任せるしかないから、仕方ない。

先日、早い時間に(昼間)シャワーを浴びていたら、

、、自分も歳だし、シャワー中に何かあって連絡しなくてはならない場合もあるからと、

だいぶ前から、浴室のドアー外にスマホを置いて入る。

シャンプーの泡だらけの時に、スマホが鳴る。

わかっているけど、シャワー出てから、、と思っていると、

一度切れた電話が、続けて三度もけたたましい音を出す。

とりあえず、ドアから顔と手を出し、「誰から?」と見てみると

母の施設の名前。

「あ、死んだか!」と、思って当然の母の歳。(ハイ、思いました!)

今急いで電話に出たって、イマワノキワなら

支度してバス、電車に乗り継いで行ったところで間に合わないし、

この泡を流さなきゃ、、と、それでも手早く流して浴室から出る。

濡れたままでは絶対風邪を引くから、、こっちも年寄りだしねー、、

手早く身支度して、着歴の施設番号にかけてみるが、繋がらず。

頭の中では、「喪服」やら「靴、バッグ」をリュックに詰めて、、とか

これから予定しているマッサージの先生と、一緒にマッサージを受けにくる友達に

まず連絡を忘れずにして、断りを入れなきゃ、、と

段取りを巡らせる。

そして、施設の受付けに改めて電話をしてみた。


すぐ出るが、こちらの名前(母の名前)を言っても呑気な受け答え。


まあ、大きい施設だからまだ知らせは入らないのだろうと思いながら


電話を受け損なったこと、を話す。


「少しお待ちください」、、これがいつもながら長い。


アタシのスマホは、あまり電話しないから電話代がかさむコース。


待ち時間は一番バカらしい。


、、と、こんな時でもケチなことを考える薄情者。笑


10分近く待たされた末(あー、今月電話代高いなあ!)


母のいる棟へ回された「もしもし、、」と言う声が


なんと「本人」!!


「あら、やっと繋がった!お母さんよ!朝からずっーと電話かけていたのよ!」と、、


あのー、、朝からずーっとは、かかっていません!


いえ、ボケているわけじゃありません!


昔から、言うことが「オーバー」なのです!


ワタシとしては「また出たよー!」なんだけど、


ま、元気な様子だから、まずまず今のところは良かった!


そして、「お願いがある」と始まり、


入れ歯安定剤「ポリデント」がなくなったので買って送って欲しい。


欲しいもの(食べたいもの)はたくさんあるが、


差し入れ禁止の身の上、かろうじて、前に差し入れしてもらった「個包装の【海苔の佃煮】」、、


ご飯のお供に食べたいから送って欲しい。


それだけ言うと、じゃあね!と切った。


母と同居している私のすぐ下の妹が


なにくれとなく世話してくれていて、


「娘と言ったって、みんな歳とっちゃったんだから、


遠いところ無理して来なくてもいいし、


何か送ってよこさなくても大丈夫だからね」と言ってくれる。


車で往復1時間くらいかけて、母のところへは洗濯物の出し入れや、言われたものを持って行ってくれる。


費用も、母の分は父が残してくれたものでやりくり出来るが、


事務手続き含めて、全部妹が面倒をみてくれている。


姉ながら、私は、


自分が「ひとに迷惑かけぬよう生きる」だけで精一杯になってきてしまった。


それでも母は、


「○○子(妹の名)は、仕事や学校で大変だから、


あんた達から○○子に何かしてやって!」


とか


「○○子は、大変なのに一生懸命私の用事をしてくれて、可哀想で、悪くてしょうがない」と


私に訴える。


「あんたも、なんかしなさい!」と言うところだろう。


娘ったって、もう後期高齢者に差し掛かっている私なのに、


100歳の母にしてみれば、


いつまでも「親孝行するべき」娘なのだろう。


幸いに、妹はイヤな顔ひとつせず、


私の健康を気遣ってくれて、無理して来なくてもいい!と言ってくれる。


また、何か「送って欲しい」と言ってきても


私(妹)が用意するから、何もしなくていいからね!と言ってくれる。


でもね、


自分の「あとあじ」のためにも


「送って欲しい」という希望に沿えるものなら、


私も精一杯やっておこうと思っている。


そう遠くない「先」に、


あー、あんなに言っていたのに、送ってあげれば良かった、、と後悔はしたくないからね。


でも入れ歯安定剤は


「"新"って書いてあるやつね!」と母は言うが、


「これじゃダメ!」「これじゃない!」って言って使いかけてそのままになっている物が


家にいくつもあるらしい。


妹曰く、難しいから買わなくていいよ、私が買っていく!とのことで、


なるほど、ネットで見たら何種類もある。


妹は、「それも、ついこないだ置いてきたのに、どうしちゃったんだろ?」とも言っている。


もしかして、(老年大学生・夏はスクーリングがあり)学校などで忙しくて、なかなか会えなかった妹に


(洗濯物の上げ下げは窓口扱い)


寂しくなって、私に


「あんたも少しは私を構いなさいよ!」とばかりに言ってきたのかもしれない。


まあまあ、100歳になりゃあ、


なんでもアリだわねー。


佃煮はネットで取り寄せたから、また妹に送って持って行ってもらう。


妹は、そんなこともちゃんとやってくれているのに、


介護に「あんた達も」「参加しなさい!」という母のパフォーマンスといえるのかも。煽り


サルスベリ、、のつもり。(9月の絵葉書)