お久しぶりです。combi-22です。
今日は、普段使っているラジカセが壊れてしまったので、修理を試みます。
まず、故障内容について説明します。
内容は、普段より再生速度が遅いというものです。
いつも聞いている曲を流してみても、絶対に遅いです。0.9倍くらい遅いです。
ただ、電池を新品のエボルタに交換しても変わらなかったので、分解してみました。
こちらが、分解するオーム電機のCAS-730Zです。
早速分解していきます。
ネジ4つとFMアンテナのネジ2つの系6つを外します。
電池蓋のあたりにツメがあるので、忘れずに外します。
FMアンテナの線を切らないよう、ゆっくり開けます。
すると、フタが外れました。
このままではフタが邪魔なので、接着剤か何かでくっついているアンテナ線を外します。
これでだいぶマシになりました。
それで、メカを見ていたのですが、電池を入れて動かしてもよく分からなかったです。
電池を替えても変わらなかったので、モーターに与える電力がほぼ変わっていないという事でしょうか。
基盤を観察していると、ひとつ用途が分からない部品を見つけました。
(右のマスキングテープは私が貼ったものです。)
こんな大きい部品必要ないはずですし、十字も意図がよく分かりません。
少し考えて試しにつついてみると、少しだけ丸い部分が動いたように感じました。
もしや!と思い再生しながらプラスドライバーで回すと、なんと!再生速度が変わるではありませんか!!
そうです。この部品は、モーターに与える可変抵抗だったのです!
突然の解決に少し驚きつつ、再生速度が変わるのを少し楽しんで、元に戻しました。
ちなみに、蓋を戻す時にファンクションスイッチが吹っ飛ぶ事があるので、十分に気をつけてください。
今回は以上です。では、またいつか。
combi-22
2024/10/07/23:50:15