先天性眼瞼下垂・瞼が重い(腫れ) | 日々、感じる事。中医学を学んで…

日々、感じる事。中医学を学んで…

現代医学(西洋医学)から脱却して中医学を学んでから色んな真実を知って「知らなきゃ良かった」と思う日々です( ; ; )

 

 「生まれ付き瞼が開けられず(・・;)」

 

 お母様(50代)の体質は脾胃(消化器系)の気(エネルギー)が弱く、食べ過ぎたり過労などの原因で瞼が腫れる事が多く眼科・皮膚科に行っても治らない事を同僚の方に相談して、その同僚の方からのご紹介でご来店されました。1時間位、カウンセリングをした覚えが有ります。

 先ず、瞼に症状が出る原因は「胃・膀胱・胆」が多いです。他に長期のコンタクトレンズの使用・加齢による後天的に起こる事も考えられます。漢方アロマ(生薬)を入れ込み施術をすると一度で緩和させます。問題は2度と繰り返さない為のアドバイスが必要です。

 食べ過ぎ(個人差有り)・ヒールの高い靴は履かない・脚を組まない・半身浴にて脚の浮腫を促すなど、本来の自己治癒力を高める事をお勧めしました。

 

 彼女の悩みはご自身の身体より息子さん2人の事でした。

 「長男は生まれた時に先天性眼瞼下垂で両目が開けられず手術をしても未だに半分しか瞼が開けられない。でも視力は良いんです。次男は両目を開ける力が違うのか、常にウインクをしている感じなんです。次男も視力は良いです。」と話してくれました。

 中医学では「上胞下垂」と言って原因は「気虚下陥=エネルギーが下降⤵️」「風邪入絡=風は体内をぐるぐる🌀回るので、1日1日で症状が変化」「気滞瘀血=エネルギーの停滞による凝り」が考えられます。先天性の眼瞼下垂は遺伝・発育不良(両親から十分な栄養・エネルギーを貰えない)が主な原因です。

 

 「やはり……」

 

 基本、私は手術は慎重にと思っています。避けた皮膚を縫って貰う手術は治療と思います。しかし、正常な皮膚・毛細血管を傷付ける手術は経絡も切れてしまい2度と正常には戻らないと思うからです。

 

 私は子供さんの施術は5歳〜と決めています(子供さんの施術もします)。漢方アロマ(生薬)を鼻から吸って自己治癒力を高めるのは良いと思いますが、皮膚からの経費吸収は必要ないと、何故なら本当に子供は気(エネルギー)が豊富なので。

 当時、次男は8歳でした。彼のウインク😉は2回目の施術で緩和されました。「肝胆・三焦」の経絡を促すと同時に瞬きが出来るようになりました。原因は、やはり脾胃・胆←消化器系が弱いので栄養が摂り難い事からの胆汁が少ない=血虚(貧血)。

 

 しかし、当時14歳の長男は何度か施術しても大して変化は見られませんでした。やはり、生まれて直ぐに手術(大腿部の筋肉を瞼へ移植)したので経絡は元には戻りません。

 息子さん達は、お母様の体質に似ていますから飲食に気を付けて欲しい・なるべく睡眠不足💤にならない様にとお母様にお願いしました。←教育熱心な親には通じませんけど(−_−;)