「ケア」する人をケアしたい。
現役ソーシャルワーカーCo.mariです。
ケアを仕事にするということはとっても大変なこともあります。
自分の感情や考えを前面に出すと失敗することもあります。
対象者ありき、ですので、目の前の対象者の健康や生活にとって最善を尽くさなければなりません。
自分の損、得や都合も後回しになることもあります。
このような特徴から、ケアの仕事は「特別なもの」と考えられることもあります。
「特別」と考えられている部分は「専門性」です。
これは他の職業にも言えることですよね。
ケアの仕事は特別ではありません。
数ある職業、専門家のうちの一つにすぎません。
したがって、ケアを仕事として選んでいたとしても、職業人、社会人としてのマナーはきっちりと
身につけておくべきことなのです。
しかし、ケアの現場ではケアの技術が評価されることはあっても、ケアする人の社会人としての
所作は重要視されないことが多いです。
働いている施設、機関の「常識」さえ身につけていれば、仕事をするうえでは何の支障もありません。
本当にそれだけで良いのでしょうか?
私は入所施設が嫌になってそこを飛び出しました。
飛び出したはいいものの、次の仕事がなかなか決まらず、転職活動は難航しました。
施設の「常識」しか身についていなかったからです。
ようやく見つけた次の仕事では施設での「常識」など到底通用しませんでした。
むしろ人に対する礼儀やあいさつ、マナーなど社会人としての常識力を問われました。
専門的な知識、技術も重要ですが、職業人としてケアをするために、
自分自身の社会人としての質を上げることもとても重要です。
そのことが、結果的には質の高いケアを仕事として長く続けていくことにもつながると思います。
本屋さんに行って、どのコーナーを見ますか?
ケアの仕事に熱心な方は社会福祉や医療の専門書が並ぶコーナーに直行しているかもしれません。
時にはビジネス本や新書の並ぶエリアにも足を向けてみてください。
ケアの仕事にもとても参考になる、「ケア」とはちがう視点が見つかるかもしれません。