大阪のおおばぁば | コマオオフィシャルブログ

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結論から言えば好きにしなさいと言うことになる。

あやこは朝から忙しかった。
昨晩は21時までに床についたはずだが、午前中から少し眠った。
車に乗る前にはウトウトしていたのに無理から連れ込まれた。

車に乗せられたらあやこは違いに気づいた。
何だか車窓から見る高速道路の風景が違う気がする。
そう、今日は母の実家ではなく父の実家に向かっていた。

あやこは生まれて初めて父の実家を訪ねる事になる。
高速道路を3つ乗り換えて着いた先は大阪の端っこ。
あやこは初めて大阪の地を踏んだ。
どうせなら父の実家に入りたかったが、犬と猫が合わせて6匹もおり、父と母に加えて祖母にも汚いからやめなさいと止められた。
あやこがもう少し大きくなったら入ってもいいよと、祖母は微笑んだ。

祖母を加えて車は再び走り出す。
父は祖母が贔屓にしている郵便局であやこの学資保険を契約する。
あやこは大きくなったら必ず受け取るんだと心に誓う。

郵便局を出た足でファミレスに寄る。
大人たちは昼食をとるつもりだ。
あやこは契約の待ち時間に母から母乳を頂いたので、することがない。
本当にすることがないので泣いてみた。
すると大人たちは急いで食事をとりながら、代わる代わるあやこを抱っこした。

あやこが泣いたにも関わらず、大人たちはしっかりドリンクバーで食後のコーヒーを飲んでいた。
今度はもっと大きく泣いてやる。
ファミレスを出たその足で大人たちはケーキ屋さんに立ち寄った。
これから行く所に手土産を買うらしい。
どこに行くのだろう。

ケーキ屋さんを出た車は30分くらい走って止まる。
ここはどこ。
部屋のドアを開けると、祖母よりもばぁばがいた。
父の祖母、つまりあやこの曾祖母だ。

曾祖母は父の親戚のお家で介護してもらっている。
御歳95、長寿だ。
いつもはしゃんと端座位になれるらしいが、今日は体幹が傾斜している。
昨日、床のゴミを拾おうとして尻餅をついたと父の叔母は言っていた。
曾祖母はお尻が痛いと言う。
父は仕事柄、整形外科への受診を勧めていた。
用心にこしたことはない。

曾祖母が床についた後で退散する。
父はあやこが曾祖母に会えて良かったと喜んでいた。
曾祖父はあやこが生まれる少し前に亡くなった。
今度はお墓参りをしに大阪に行こうと思う。