朝7時、仕事の日と同様に起床する。
本日、コマオはお休みを頂いている。
今日の一番の予定は13時開始の天皇杯をテレビ観戦することである。
午前中をどう過ごすか前日まで悩んでいたが、思い切って実家へ行き、スタッドレスタイヤに履き替えようと決める。
13時には寝床へ戻らなければならない。
嫁は言うても身重のため、わざわざ寒い中連れ出すことはせず、お留守番とした。
寝床から実家までは高速道路を乗り継いで約1時間である。
8時に寝床を出発したコマオは順調に中国道を大阪方面へ向かう。
愛すべきクラブのホームへの通いなれた道、なぜか心が弾む。
しかし、下りの渋滞はコマオを少し焦らせた。
この時間で渋滞しているのは帰省が原因なのか、コマオは13時に戻れるか心配になった。
9時過ぎにコマオは実家に到着した。
実家には母と祖父、犬、猫が6匹いた。
父や姉弟は年末も働いている。
忙しいのはいいことである。
コマオは母に胎児のエコー画像を見せ、祖父に挨拶をした。
順調に行けば来年の8月にはひ孫を見せることが出来る。
その頃には96歳になる祖父は最近入退院を繰り返しているが、ぜひとも元気であって欲しい。
母は画像を見るなり男の子かと呟いた。
コマオは理由を問い詰めるが根拠は特にない様子だ。
そんなことをしている場合ではないとコマオはハッとする。
今日は時間がない。
コマオは小1時間かけ、愛車のタイヤを履き替えた。
途中、ホイールのカバーにプラスチック素材の部分があり、それを見事に割ってしまった。
コマオはあまり車に興味がないので気にしていなかったが、破損を見た母はあらあらと言っていた。
帰宅前、コマオは母にお正月の相談をする。
母はコマオを含め、4人の子供を産んだ人である。
妊婦さんに猫が余り良くないことを把握していた。
「嫁さん連れてこんな猫屋敷に来なくていいわよ」
「その代わり、お母さんとお父さんであんたたちの寝床に行くわ」
母の訪問を予告され、コマオは実家を後にした。
ほんまはもっとマメに帰らないといかん。
コマオは少し反省した。
帰りの中国道は事故渋滞が少しあったが空いていた。
嫁の指示通り、帰宅前にたこ焼きを購入しておいた。
13時開始の天皇杯は、一体何のためにあれほど急いで頑張って用事を済ませたのか分からなくなるくらい悲惨な内容であり、結果であった。
今日を持って愛すべきクラブの2010年が本当に締まる。
今日の試合は大いに反省しなければならないが、今年一年お疲れ様である。
また、コマオもちょっと無理すれば現地へ駆けつけることが出来たにもかかわらず、ちょっとも無理しなかった事実がある。
クラブをサポートする人として、大いに反省する必要がる。
来年はどうなるか。
順調に行けば夏には子が誕生する。
それまでにもきっといろいろある。
愛すべきクラブの応援もままならないかもしれない。
でもどうか、いい1年であって欲しい。
少し早いが皆さんよいお年を。