代表戦を観戦したコマオらはご飯やらいろいろあって、帰宅が結局深夜になってしまった。
それでもコマオは翌日、9時から勤務に励み、午後から地域の消防署の企画である連絡会に出席し、半分居眠りをこいていた。
ともに代表戦を観戦し、連絡会に出席したHにいたっては堂々と寝息をかいていた。
コマオが眠気を我慢しながら頑張る理由はひとつ、愛すべきクラブの応援である。
17時半になると足早に退勤し、高速道路に乗り込んでスタジアムへと駆けつける。
カップ戦の2nd legがホームで行われ、コマオはスタジアムで仲間たちと再会した。
1st legをアウェイで勝利しているので、この試合は勝つか引き分けるかでベスト4へと勝ち進める。
コマオの応援に気の緩みがあったのは事実である。
愛すべきクラブは試合に敗れてしまった。
序盤の退場者、多数に上るケガ人、連戦による疲労など、さまざまな敗因があったと言われているが、それらは愛すべきクラブが存在している理由であり、仕方がない。
11月3日の予定が空白になってしまった事は寂しいが、敗退の事実を受けとめ、これを繰り返さないよう反省する必要がある。
コマオの次回観戦予定はダービー。
しかし、気の緩みも特別な意識も必要ない。
どこが相手であろうと愛すべきクラブのためコマオの声を出す。