完全アウェイでコマオコマオは待ちわびていた。この10試合、何度も何度も投げ出したかった。仕事上がりに駆け付け、愛すべきクラブの勝利を下さいと、スタジアムを照らす月に何度祈ったことか。帰り道の車内、仲間と吐いた溜め息と愚痴は限りない。それでも諦められなかった。「これがあるからやめられへん!」CSに加入していないコマオはBSの録画放送にて愛すべきクラブの試合を観戦する。もちろん、結果は見ず聞かずシャットアウトしておいた。コマオが朝の8時から涙目になっていたのは言うまでもない。