学校なんてもうイヤだ!母親だって叫びたい | 可愛いけど癖の強い息子たち

可愛いけど癖の強い息子たち

発達障害の長男とダウン症の次男の子育て苦戦中!

今日も長男は渋々登校していきました。
今年度は行き渋り度数(我が家比)は低かったけれど、最近また少し高めです。

1時間目には間に合うように車で校門まで乗せて行きましたが、表情は暗いまま、呪文のように「学校行きたくない…学校行きたくない…学校行きたくない…」と呟きながら降りていきました。



月に1日だけ休んで良いことにしています。
学校で特別な行事や授業のない日を選んで、事前に先生に自分で承諾をとること。

もちろん後で私からも連絡します。
苦手な授業やトラブルなど解決すべきイヤな事を残したまま、今日急に休みたいと言い出すのは無し。
など、幾つかの条件付で、お休みの日は何をしてもいいし、好きな場所に連れて行ってあげています。

その日を楽しみに1ヶ月がんばって登校して欲しい。
そう思ってやってきました。

その効果もあるのかないのか?

一年生の初っ端からつまずいて、挫けて、死んだ方がマシとまで言い出して…

そこから4年間よく頑張って通っているなと思います。
毎日毎日行きたくないと泣いたり溜め息をついたりしながら、結局時々約束以外の日も休んだり、遅刻もしながらだけど、それでも不登校認定される日数(があるらしいです)よりかなり少ない欠席日数で済んでいます。

だけど、そろそろ限界だろうか?

学校でのトラブルが特にない時に、こんなにも『行きたくない』と言い出すなんて。

学校全体が卒業・進級に向かってソワソワし始めるこの季節は毎年苦手ではあるけれど…。

長男本人はもちろんだけど、毎朝毎晩延々と続くグズグズに付き合い、なんとか登校させようと頑張るのも私だって限界。
もうしんどいよ。

不登校を受け入れてあげるのは簡単だし、世の中的にも肯定的な流れはあるけれど、良しとするには条件がある。

うちの子はその限りではない気がする。


そもそも幼稚園だって行き渋っていたし、自分で始めた習い事だって続かない。
通信制の学習教材も合わなかったし、塾も家庭教師もお断り。
かといって授業を聞いただけ、教科書を読んだだけで身につくほどの賢さもない。
学校での約束なしに休日に遊んでくれる友達もいない。
何かに特化したり夢中になれることもない。
特別な目的なしに外に出るのも大嫌い。

特性由来の、ただただ家の中でその時々に思いついた事を気ままにやっていたいだけの子。

絶対的に学校生活、規律正しい集団生活が合わない子。


その子が不登校というパラダイスを経験して、いつか自分から学校に行きたいと言い出すだろうか?
たとえそんな日が来たとしても、またすぐに行かなくなるに違いない。

いま不登校を選んだら、一般的な進路とは違う道を探すしかない。


それで、どうするの?
どうなるの?

復帰への道を、または人とは違った道筋を、ひっそりこっそり組み立てて、バレないように背中を押すのは結局私の仕事でしょう?

どうにかしてあげられる何かが私にあるの?



勝算のない決断には勇気がいる。
我が子の一生を左右すると思うから尚更。

『学校に行きなさい』も
『休んで良いよ』も…

何が正解なのか、毎日毎日迷っている。

強引に学校に行かせた後は泣きたくなるし、
帰って来るまで不安でスマホを手放せない。

やむを得ず休ませた日は全ての感情がシャットダウンしてしまう。
無理に笑って意識的に優しい声を出す。

どっちにしたって私は苦しい。

あと何年こんな毎日を過ごすのかな…

小学校だけじゃない。
中学も高校もそう。
この先もずっと、決められた時間に決められた場所に行くのがイヤな子なんだから。


「早く起きて!仕事行きなさい!」
とだけは、何としてでも言いたくないなぁ

長男の将来のためと思うと気が狂いそうになるから、自分のために試行錯誤を繰り返す。


「もうずっと行かなくていいよ」


自信を持ってそう言ってあげられる何かを早く見つけたい。



なんてことを、もう4年も考え続けている…