６月２２日（金）
今日の血液検査、クレアチニンの数値は 4.0。
水曜から変わらず。
「そこまで高い数値ではないので、この数値で落ち着いて
くれるといいですね」 とヘラ先生。
本当にそう切に願いました
今度はカリウムが正常値よりも低くなり、
補正の為カリウムを点滴していました。
事後補足はできるから良いのですが、
多いと体内から抜くことはで
きないので、
バランスが難しいですよね
夜間担当の看護師さんからは、クッションの
ような枕が楽だと思うと。
買ってきた方が良いかもと言われ、
会話がはずみました
あと３日後に亡くなるなんて誰も思って
いないんですよね
帰る時に、病室の出口で
「お父さん、バイバイ」
と言うと、わずかに、右手が動きました
その時、突然、負の感情が押し寄せて。
デジャブ？
地方病院で最後に手を振ってくれた姿が甦り、
あの時も負の感情が満載だったことを、
頭をかすめました。
そして、数日後危篤になった事も。
即座に思考を停止させました。
思考は現実になると良く耳
にしますから。
父とお出かけする明るい未来だけを
想像しながら家路につきました。
しかし、この負の感情はまた当たるのです。
命尽きるまであと、３日です