またひとり
村の方を
送ることになりました。
長年
寺役を勤め
寺を支えてくださった
大事なひとりでした。
病に倒れ
生前の
コロコロとした
お姿が
見る影もなく
痩せ細った
その骸は
それでも
棺の中
愛する人達から
色とりどりの花で
飾られた
そのかんばせに
安らかな表情を
浮かべておりました。
私達は念じます。
傘を被り
手甲脚絆で
杖をつきながら
旅立つ
あの人が、
畏れなく
長い旅路を
進んでいけますように。
そして
願わくば
その
辿り着く先が
どうか
安らぎに満ちた
世界でありますように。
この世の
様々な
おつとめを
終え
晴れやかに
旅立つあなたへ
本当に
お疲れ様でした。
ありがとう
ありがとう
心からの
感謝を込めて…