まだ雨は降っている。10時には止むと言っていたのに。11時過ぎに家を出る。
地下鉄を春日で降り、地上へ出て、それっぽい方へ向かうと、いきなり「金田一京助・春彦 旧居跡」の案内標識の所へ出る。その数メートル下の構えのある所から路地へ入ると、目的地の階段の上に出る。

 


実は、ここをスケッチした絵(写真ではなく)を見たのだ。


 

本郷の菊坂と鎧坂に挟まれた路地裏にそれはあって、ちょっとわかりにくい。

 


この間見た江戸資料館のような住処だったのだろうけど、僕はどうもこの手のものを見ても感慨が湧かないようだ。当時とは全然違うんだろうな、と思われてならないばかりだ。
そもそも過去というのはうまく思い出せない性格のものだ。思い出すとしても不正確にならざるを得ないのだろうと思う。あるいは、今の自分にとって都合良く脚色してしまうか、だ。それに、清浄であれ、怪異であれ、いきおい美に包まれているような気もする。過去は現実に生きる者に余計な想いを抱かせないようにしているのかもしれない。それとも、こちらが過去について醜悪なものを避け、考えないように努めているのだろうか。

樋口一葉旧居跡については案内板がないようだった。
その代わりと呼ぶべきか、近くで「宮沢賢治旧居跡」の標識を見つけた。こちらは完全に間借りのようだが。

 


ランチは近くにある『金魚坂』へ。

 

 

ここもわかりにくい。

 

 

まったく民家のよう。でも中に入ると、グランドピアノがでんと置かれてあったりする。

 


黒カレーに中国茶を頼む。

 


ここも超レトロな雰囲気だった。
昔は本当に金魚すくいもできたと言うけど、その当時のことを僕は知らない。

ところで、以前に、「紅に彩られたモンブラン」という記事を書いた。あそこでは他にも、季節の果物と組み合わせたものを提供している。で、メロンを取り合わせたモンブランを食べに行こうと思った。

ここから谷中の『和栗や』まではかなり歩く。僕は平気だけど、まったく一般的ではない。地下鉄を使うべきでしょう。
根津神社の鳥居を潜って行く。

 


夏のモンブラン、この上のメニューにはメロンの果肉入りがある。

 


お値段は、消費税込みで 2500円。1% になってから来れば良かったかな?

今回は、「みどりの盛られたモンブラン」といったところだろうか。