去年、十石山に失敗したので、厳冬期の白い穂高を見るべく隣りの安房山(こっちの方が十石山より穂高に近い)に登ろうと思って慎重に日を選んだ。今度こそ大丈夫だろう。
今回も温泉宿泊まりで計画した。中の湯温泉だ。
前日の上高地河童橋のライブカメラ映像は絶景だった。
ところが、バスを中の湯で降りると、曇って雪が舞っている。釜トンネル手前にある休憩所で声を掛けると、運転手が宿までハイエースで送ってくれた。
館内は覚えがあった。ここは登山者に便宜を図ってくれていて、荷物置き場を棚で用意してくれている。
二階の穂高の見える六畳間に通された。まあ、今は見えないけど。
風呂は空いていて、一人で露天風呂に浸かる。
売店で缶ビールを買って、ロビーのソファで寛ぐ。
6時に夕食で、ちゃんとした懐石料理だった。
意外と 30 人くらいもの宿泊客がいた。
朝食なしプランで予約したので、前日に清算した。
部屋でコンビニおにぎりを食べて準備する。
6時くらいになると明るくなる。快晴の好い天気だ。穂高も良く見える。
宿の裏手から少し登ると林道に出る。
殆どの人が上高地散策か焼岳で、安房山方向へ向かうトレースはなかった。今朝、こっちへ来る人はいないようだ。
ここでスノーシューを履いて焼岳へ向かうトレースと別れて一人、ノートレースの林道を行くと、やがて大きな道路標識の立つ分岐に到る。
ここで右上に見える送電塔を目指して、ジグザグを切って登り始める。取付きが急で厄介だった。着くと向こうから焼岳が現れる。
尾根状を詰め上げる。だんだんと穂高もすっきりと見えるようになる。送電塔の上には霞沢岳が見える。雪は深いところもアイスバーンもある。
主尾根に上がって左へ向かう。と、穂高、焼岳、霞沢岳の三山が揃ってすべて見渡せるようになる。
穂高岳
焼岳
霞沢岳
腰を下ろす。今日はもうこれで止めていいとさえ思えた。
真下に、ヘアピンの奥に釜トンネルの入口が認められる。
宿に戻って、風呂に入ったり、パッキングしたりする。送迎車は 14:40 で、ゆっくり時間を使う。
向こうでは風呂場の外にできた巨大な氷柱をチェーンソーを使って切っている。餌場にはヤマガラがやって来た。長閑な感じだ。
2025年2月25日








