よく山小屋ってどんなところなの? と聞かれます。どんな所で寝るのかとか食事はどんなふうなのかとか。
小屋によっていろいろなんですが、これは一例です。
槍沢ロッジという小屋です。下に槍沢という梓川の源流が流れています。
標高 1800m くらいなので、平地と比べて気温は単純計算で 10℃くらい違います。ために、真夏でも快適に過ごせます。
受付、夜の撮影。なので、「本日の営業は終了致しました(We are closed. Thank you)」と張り紙が出ています。
アルコール類も完備されていますが、食事や飲み物の料金は輸送コストによって街の倍くらいします(画面に目を近づけてみればわかる)。
メニューはなぜか、英語表記。まあ、最近は外国人もいるんですけど。
一般的な部屋。これは人の入っていない部屋の写真で、例えば僕の入った部屋は、上下二段になっていて、それが普通なんですが、「蚕棚」と呼ばれています。
この小屋では枕のところに遮蔽の板が設置されていて、多少プライバシーを保護しています。
宿泊料はコロナ禍で大幅に値上げされ、現在、二食付きで14000円です。それ以前は1万円いくかいかないかくらい(地域によって違います)。
現在は、すべて予約制で、飛び込みはなし(昔は違ったんですが)です。また、詰め込みもなくなりました(昔は混雑期には畳一畳に二人ということもありました)。そういうのは、経済的には逼迫するんでしょう。
これは個室。部屋は男女別なので、夫婦などで同じ部屋にしたいという場合に利用します。
宿泊料に加え、室料として 12000円を支払います。
風呂。この小屋は水が豊富なせいか、珍しくお風呂があります。一般的にはありません。
水は貴重品で、基本、天水利用で、屋根に降った雨を樋から集めてタンクに貯めています。
ただし、この小屋でも石鹸やシャンプーは使えません。
トイレ。別棟にあります。
国民性なのか、日本の山小屋のトイレはとても清潔です。トイレが不潔だと、特に日本では評判を落として誰も寄り付かなくなるでしょう。
この日の夕食。唐揚げに鯖の味噌煮。小屋によっていろいろだし、同じ小屋でもシーズン中ずっと同じということもないと思うけど、まあこんなもんというところ。
緑色の丸いもの はデザートのよもぎ餅です。あんこを包んでいます。
右の紙に書いてある「りんどう」というのは部屋の名前です。この食券がないと食事にありつけません。







