最終日の朝、スマホにメールが届いていた。航空会社のオンラインチェックインの誘導だけど、見ると、ビジネスクラスに JPY 12 万でアップグレードできます、の文字が。

旅行もつつがなくうまくいったし、スペイン-ドバイ-羽田で12万円は安いので(本当かよと疑ったくらい、正規料金の半額だから)、これはチャンスとばかりに受けることにした。もう記念でしょ。

ビジネスクラスは今までに二度ほど乗ったことはあるんだけど、大昔の話で、今ふうのフルフラットは初めて。

今回の航空会社は中東のエミレーツ航空。金満体質かと思っていたけど、けっしてそんなことはなかったです。

 

ちなみに、往きはドバイからペルシャ湾を北上してトルコを東から西に横断する形の、紛争地域を避けて迂回した飛行ルートでした。

エミレーツのヨーロッパ線はクリスマス期間の今、七面鳥をメニューの中に入れている。日本線にはなかった。

ドバイを西へ発って180度旋回すると、椰子の木を模した人工島「パームジュメイラ」が下に見えてくる。

 

 

砂ぼこりなのか、クッキリとはしていない。世界一高いビルとやらは方角のせいか、見えなかった。

 

ペルシャ湾を北上して、クウェートから陸地に入ると、お食事タイム。

これがターキー。左下のハム状のものがそうらしい。三枚目は茶色っぽく、柔らかく、少し味が違った。飲み物を聞かれ、白ワインと言ったら、CA さんに赤? と聞き返されたけど、白を通した。赤で合わせるものなのかな? デザートのチョコレートケーキの上にはクリスマスツリーの模様の入ったホワイトチョコ。これでエコノミークラス。

 

 

で、数日後、バルセロナ観光が終わってビジネスクラスをゲットして、バスで空港に向かう。

建物に入ったすぐ先がエミレーツのカウンタ。エコノミーの列を尻目にまったく待たずにチェックイン。そのままラウンジを探したけど、見つからない。そりゃ、セキュリティチェックやパスポートコントロールを抜けた先だよな、と思い直し(まったく慣れていない)、ファーストレーンで待たずに悠々通過する。ところが、ここでも見つからず、どうやら VIP とある標示がそれらしく、辿って行くと、エレベータで一階上へ行くようだ。入口でチケットを見せて入室。SALA MIRO という名前の、とても静かな空間だった。ミロはスペインの画家の名前でしょう。

 

 

ただ、コールドミールばかりでした。

 

ビールを飲んで過ごし、時間になったところでゲートへ。

今までチラチラ見てきたけど、座席はやはり広く、身体的に疲れることはなさそう。

しばらくすると、ウェルカムドリンクを持って来る。シャンパンにすると、パーサは今日のシャンパンはなんとかだと言ったけど聞き取れなかった。モエではなさそう。

また、ブルガリのアメニティキットを渡される。

 

 

離陸後に座席を倒してみると(全電動です)、180° になるわけではなく、お尻と膝のところでそれぞれ角度がついて 160~170° といったところ。

 

 

映画はアナ雪2。この続編はまだ観ていなかった。原題は Frozen 2。

そうこうするうちに、さっきシャンパンを飲んだばかりなのに、飲み物を聞いてくる。ださく、ビール。つまみはナッツかオリーブ(!)かと言う。ここでも普通に、ナッツ。ビールの銘柄まで聞いていた。カクテルにすればもっとカッコ良かったのに。予習不足。突然だったから。カクテルはたくさんの種類が用意されているようだった。

 

 

前菜は3種類あったけど、トマトスープにする。これにサラダとパンが付く。パンは後でキャビンクルーが温めたものを持って来て、なんとかかんとか、どれにする? 最後に聞こえたガーリックにした。左のがそれだと思う。

 

 

メインも3種類から選べる。それはアラビア料理のマチュブースにする。鶏が多いようだけど、ここでは海老が使われている。

マチュブースは英語圏の人はマクブースと発音するよう。メニューにあった prawn は大きなエビを指し、shrimp は小さなエビを指します。

スパイシーな味付けのご飯で、一度食べてみたかったので良かった。

 

 

ちょっとピンボケ。美味しかったです。

 

 

完食。

次に、デザートを持って来たんだけど、

 

 

これは僕のオーダとは違っていて間違いで、後になって CA さんがもう一個持って来て、結局デザートのケーキを2つ喰う羽目になる。

飲み物は普通の紅茶。ミルクがたっぷり入っている。

 

後は寝るだけ。

 

ドバイに着くと、まだ真っ暗。

今度は比較的楽にラウンジを見つけられた。シャワーを利用しようと思ってそれらしき標示に従うと、トイレに入り、どうやらそこを通り抜けた先にあるよう。行くと、アラブ人のお兄さんが、どうぞとブースを指さす。そこは非常に狭い空間にバスタオルが置いてあるだけ。

 

 

シャンプーやボディソースは置いてあるけど、トイレ2つ分くらいの狭い空間で脱ぎ着するので、あまり優雅な時間とは呼べなかった。まあ、空港によっていろいろな設計の施設があるのでしょう。

 

ここは夜明け前というのに混雑しているし、食事している人も多く、騒然としている。

で、静かな場所を見つけて、飲み食いはせず、アイスクリームだけ持って来て、安楽な椅子に腰かける。

 

明るくなってから搭乗。

離陸すると、遠くに「バージュカリファ」が認められた。

 

 

 

主翼先端の右だけど、このサイズでは見分けられないでしょう。(↓ 拡大して部分キャプチャ)

 

 

朝食は一週間ぶりの日本食で、メニューに「懐石弁当」と日本語で書かれているものを頼むと、朝っぱらからこの量!

 

 

なんとか腹に詰め込んで、後は横になるだけ。座席の上にさらに敷布団のようなものを掛けてくれる。

 

 

室内も暗くなる。でも、たいして眠れない。ただ、身体は楽。

 

九州に差し掛かったところで、また食事タイム。しかも、ランチは要りますか? と訊いてくる。ランチじゃないだろ。外は真っ暗だ。もちろん、断ろうと思えば断れるんけど。

で、ツナのたたきと

 

 

タイカレー。これもかなりスパイシー。

 

 

飲み物はまたビールでスーパードライ。さすがに、デザートは要らんと言った。

降機時、担当の CA さんに「Thank you 」と言うと、「See you soon」と返す。

 

サグラダファミリアは確かに、死ぬ前に見ておきたいものの一つだったけど、ビジネスクラスも死ぬ前に一度体験すべきものかもしれません。