話の前提として・・・
弊社内には競争というものがない。
なぜなら、完全な年齢給であるから。
毎月の給与の差は残業代の大小でしかない。
そして、毎年一定な昇給をする。
また、ボーナスも基本給の倍数で決められているので、つまり年齢給である。
ボーナスの支給についても、一切の評価が加わることはない。
また、ついサボりたくなるほど業務過多でもないので、誰かがズルしていることもない。
みんな大体満足している様なので、弊社には競争というものがない。
非常に日本的な会社である。
ここからが本題。
他業界の人と話すと、弊社社員の帰属意識がすごく高いことに気がつく。
みんな 「65歳まで会社が元気でいるように頑張ろうぜ!」と言って、
長期的な組織の成長を目的に働いている。
なるほど、何気にすごいことだと思った。
僕は内資系製薬会社のMRだった。
4月の昇給額はまさかの2000円。評価が良ければもっとあるが、悪ければ0円。
ボーナスも成績評価で乱高下する。
目の前のにんじんがコロコロ変わるもんで、
みんなとりあえず今回のボーナス!って言って、短期的な成果を追いやすい。
会議で責められるのがしんどくて目の前の問題をとりあえず解決しようとする。
また、担当場所もそれなりに変わるので、
今何やってもどうせ来年は自分が担当していないし・・・と。
組織の成長ってのはあまり頭にない。
製薬会社は大きな会社なので、「どうせ会社が潰れることはないだろう。」という慢心もある。
潰れないってのは、概ね事実と思う。
でも、長期的な成長という意味ではみんなが組織のことを思わないっていうのはきっとマイナスだと思う。
まぁまぁでも、経営陣がしっかりしていれば、MR個人が何を考えていても会社は成長するのかな。
でも、それはMRがただの兵隊、会社の手足になるだけってことで、
個人の気持ちは少しくさってしまう。
外資系はもっとそれがひどいと聞いた。
グローバルに商売をしなければいけないということで、
海外に基準を合わせようとしたり、経営陣が海外から来たりするが、やっぱり現場は日本人。
人種が違うんだから。
終身雇用で足並みそろえてみんなで会社のためにっていうのが合っている気がするけどな。