仕事なので、医学書を手に取る機会が多くあります。
何となく探してしまうのは、やっぱり自分がMRだったとき細々と売っていた薬が関係するページです。
標準的な治療方法を記載している本も沢山ありますが、大概内容は似ています。
つまり、それだけ治療法というものは、”これ”というものが確立されているのではないかと思います。
内容については、「卵が先か、ひよこが先か」。
効果があるから第一に選ばれて、結果売れているのか。
または、売れていて数多く処方されているから、第一選択として記載があるのか。
言えることは、「第一選択薬として記載がある薬剤は、1番売れている薬」 ということです。
書籍は何版も改訂されますが、選択順位はほとんど変わらないようで、
長年発売されている薬ほどその傾向が強いと言えます。
今まで、知りませんでしたが良い医学書は沢山ありまして、
先生方は思っていた以上に、書物を読んで勉強されています。
みんなそうだと思いますが、人から聞いただけの話より、
自分で調べて勉強したことの方が自分の知識として定着するし、正しいことと信じます。
それに、少しゴルフが上手な僕がゴルフショップの店員さんの話をあんまり聞かないように、
自分が下に見ている相手の話はあんまり耳に入って来ないと思います。
そりゃ、マキムラMRの話は響かないはずだと今は思います。
それを超えて先生に響くように話をすることは僕は出来ていませんでした。
また、業績を上げるために、標準治療薬ではないものを標準的に使ってもらうことや、
第一選択薬ではない薬剤を第一選択として使ってもらうことは、
患者さんにとって正しいことなんでしょうか。
そこに迷って会社を辞めちゃいましたが、よくわかりません。
いい薬は売れるべくして売れているように見えます。
医師の情報源は1位MRというアンケート結果もありますが、多分違います。
どの地方でも薬剤の売上ランキングってそんなに変わらないので、
大きく見ると、それはやっぱり薬の持つ力の優劣だと思います。
それにまったく使われない薬ってのも、ないと思います。
どの薬剤にも強い分野や疾患があって、強いところでは優先的に選択されていますが、
得意分野の市場の大きさが違うので、売上の大小がついてしまうだけではないでしょうか。
そこで、薬が持つ業績のポテンシャルを超えて売ることができるのが、デキるMRなのかなと思います。
僕にはそれが出来ず、大していい結果も出せなかったし、
嫌になっちゃって上司や社長にケツをまくって逃げてしまったので、頑張ってる友人を尊敬してます。
僕は向いてなかったんでしょうな。
先生に頂戴って言われて、英語の本売ってる今の方が楽しいです。
昨日、新人研修のときの課長と電話で話した時、
それでいいんじゃなーい?と妙に軽く言われて少し安心しました。