朝9時半。
午後からは天気が思わしくないとの予報を確認し、神辺方面に車を走らせた。
風は無く、気温も暖かい。春のような日差しが車内に溶け込んでくる。
このまま好天が続いてくれることを願いつつ最初のポイントに到着した。
「十二軒屋橋」
そう。
寒さの厳しいときに何度もBigBassを釣らせてくれたお気に入りの場所だ。
さらにタックルは、当家最優秀選手連合最強タッグ。
フロロ5ポンドラインをポパイオリジナルロッドでパインフリック を飛ばす。
ここまでお膳立てをしても魚がいなけりゃ意味がにゃぁ。。
1時間ほどそこら界隈を釣って見たが一切反応が無かった。
生命感が無い。鯉もいなけりゃベイトもいない。
ま、冬真っ只中。元気がいいのは釣り人ばかり。か、、、。
ならば、移動だな。
しばらくぶりの地「川谷池」に向かう。
天気予報のとおり、次第に雲がかかり冷たい風が吹き始めた。
「まぁ、現場を見るだけでも・・・」
そう呟き、エンジンキーを回した。
釣り場に着いて驚いた。減水で3m近く水位が下がっている。
おまけに岸の近くにあったウィード(水草)エリアも無くなっているではないか!
これでは魚の隠れるところがなく、おそらく沖の深いところで冬が過ぎるのを待っていることだろう。
「一応、投げとくか?」
護岸からできる限り遠投し、パインフリックを沈めた。
丁寧に、じわりじわりと底付近を探ってくる。
時間のかかる釣りだ。
神経を集中したままゆっくりと探って来るのでとても疲れる。
(じゃぁ辞めればいいじゃんか!)
この修行の様な釣りがとても楽しい。
ワシがパソコン屋を長年続けていられることにも通ずるものがある。
『マニアック』
これが大好き。
ただし『成果に恵まれない』^^; 家族には申し訳ない限りである。
100mほどの護岸を西に歩きながら釣り探って行き、西の端まで来た。
「さて、折り返して帰ろうかな」
とルアーを回収中、その時!
水中からルアーを追いかけてくる黒い影。
水面に現したその姿は紛れもなくブラックバス。
35cm位には見えた。
「おるじゃん!」
気を良くしたワシは同じコースをリトライ。
岸まであと5mのところで「コツッッ!」っと懐かしいアタリ!
0.5秒待ってからアワセを入れる。
「ジリリリッ」
ドラグが出る。結構デカイ。
枯れ枝が沈む手前を避け、東側に誘導しながらリールを巻く。
安物ロッドながらバットがしっかりしているので上手くBassを誘導できた。
足元近くまで来るとBassがエラを広げて頭を振る。
そして、再び逃走を試みる。
またドラグが走る。
そのうち奴は乳酸が回りきったアスリートのように力なく岸に寄せられてきた。
と、思ったらまたエラを開いて怒る。
ちょっと怖いので、その下あごに親指を入れるのをためらってしまう。
奴の赤い目と視線が合ったとき「グワシっ!」と左手で掴みあげた。
44cm。
寒いときは「釣れればデカイ」とはいうが、さすがに確率は低いなぁ。
日記には書かないが、しょっちゅうBass釣りに行っている。
何もない日が何日も続き「あーもう、一生釣れんような気がする」
と言いながら過ごす毎日。
ラッキーな釣果であった。
ロッド:POPEYEオリジナル FIRST STRIKE PFBS-652ML
リール:SHIMANO レアニウム 2500S
ライン:SUNLINE ベーシックFC 5ポンド
ジグヘッド:ZAPPU インチワッキー3/64oz
ルアー:ジャッカル パインフリック2インチ + フリックシェイク4.8インチ
な!安いロッドでも釣れるやろ。
