コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
ストレッチや筋トレで「効く」って言いますが、どんな状態が効いているのかいまいち分からないという方がいらっしゃいます。
ストレッチでの効いている感覚とは?
ストレッチは狙った部分を伸ばして、より良く動かせる状態にするものです。可動域を広げるとも言います。
スポーツの準備運動で行なったり、運動後のケアで行なったり、身体のバランスを整えるために行なったり、リラックスのために行なったりと目的に合わせてやり方が違ってきたりします。
少し勢いをつけてやるストレッチもあれば、反動をつけずに行うものもあります。
このストレッチで俗に言う【効いている】というのは、
伸ばしたい部分が伸ばされてちょっと痛いんだけど、気持ちがいい。
という感覚が、効いている状態になります。
人それぞれ身体の柔らかさは違いますし、痛みを感じる感覚も変わります。
味覚も人それぞれ違いますよね?
これ、甘くて美味しいよ〜という人もいれば…
ん?私はさっぱりして美味しいんだけど…
みたいな。
身体の痛覚も痛みに強い人もいれば、弱い人もいます。
ストレッチでのポイントは
その人がちょっと痛いんだけど、気持ちがいい
所を探すという感覚が大切です。
筋トレでの効いている感覚とは?
筋トレにもストレッチと同じように【効いている】感覚があります。
筋トレは筋肉の伸び縮みを繰り返し行うものです。
下半身の運動でその場で立ったりしゃがんだりするスクワットは、脚の筋肉やお尻の筋肉を伸ばしたり、縮めたりしています。(中には空気イスのようにじっとしているトレーニングもあります)
この伸びたり、縮んだりを繰り返していくとその部分が疲れて、重だるい状態になります。
これが筋トレでの効いている感覚です。
あとはその部分がぎゅーっと力が入る感覚が出てきますので、それらを目安にすると効いているのかどうかがわかるかと思います。
最初は中々効いているのかよく分かりませんよね。
これもいきなり分かる人もいれば、時間がかかる人もいます。
大事な事は自分の身体との対話ではないでしょうか。
伸びてる?
力入ってる?
気持ちいい?
つらい?
そういった対話のご自身の身体としてみましょうね。
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