コンフォートフィジカルサポート
三好 拓己
腰が痛い、肩が凝る、猫背が気になるという方をパーソナルトレーニングやピラティスのレッスンで指導しています。
その中で、必ずといっていい程取り入れるワークとして足の動き、足の指がちゃんと動くかということをやっています。
足は身体を一番下で支えている部分です。
この土台が歪んでいると、その上の部分も自然と歪んでいきます。
あなたの腰痛や肩こりはもしかしたら、足の歪みや動きが悪くなっているせいで引き起こされているかもしれません。
普段指導の場でも使っている簡単な足の指の運動と足首の運動を紹介しますので、是非お試し下さい。
足指でグーチョキパー
意外とできない人が多いのが、足指でグーチョキパーです。
レッスンでも行いますが、足の指ってこんなに動かないの？！
と驚かれる方が多数います。
その言葉からも分かるように、普段足の指を意識して動かす事ってないですよね？
グー
安定した二足歩行、安定した姿勢を保つために指の動きが必要だと思います。
そして、これらの動きが悪くなってくると足の裏のアーチ(土踏まずのあたり)の形が乱れてきます。
土踏まずがなくなる扁平足や、逆に土踏まずが高すぎたり…。
地面からの衝撃を緩和させる役割がある足の裏のアーチが乱れるという事は…
その衝撃を膝や腰などで受けてしまう事に繋がります。
動かせない人は、全神経を集中させて「動けー！」とコツコツ続けてみて下さい。
足首だけ回し
足首ってよく動きますよね。
伸ばしたり、曲げたり、回したりもできます。
その構造上、よく動く関節なのですが意外と動きが悪くなってしまっている人が多いです。
日常的に歩く事が少なかったり、深くしゃがんだりしないと動きが硬くなります。
簡単に動きチェックを行うとこんな感じです。
●足の指をグーにしたまま足首だけを回す
●出来るだけ大きく、ゆっくり回す
この足首だけ回しを行うと、出てくるのが
●膝や股関節が回ってしまう
●動きがカクカクしたり、力が抜けるポイントがある
●足の裏が攣る
まず、膝や股関節が回ってしまう人はその部分を普段余計に動かしているパターンです。
特に膝がよく動いてしまうという人は、運動中捻挫をしやすかったり、膝を痛めたりしやすいです。
動きがカクカクするのも多いですね。
これは捻挫などの経験者に多く現れます。リハビリとしても有効です。
足の裏が攣ってしまう方は、足の裏が硬くなっていますので、日頃から青竹踏みなどでほぐすといいでしょう。
簡単に出来る足指の運動と足首の運動をご紹介しました。
身体は繋がっています。
姿勢は足から整える。
是非お試し下さい。
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