対照的な展覧会。。。 | キムカズブログ

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上野の東京国立博物館 表慶館でやっている「Story of...カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶」に行ってきました!


一歩足を踏み入れるとそこは黒で統一されたうす暗い室内。


そこには美を求めた歴史的な人々の物語がモノクロームの映像によって宙に浮くように映し出され(さすが吉岡徳仁さん監修)、黒のケースに飾られたキラキラと輝く繊細かつダイナミックにデザインされた宝飾品の数々が、まるで見ている者を美への欲望へと誘うように妖しく輝いていました。


どれも見応えのある逸品で、一体いくら位するのか見当もつかないモノばかり!!!
ただ贅沢を追求するあまり、悪趣味スレスレ?のモノも少なくない中で、女優グロリア・スワンソンがしていたというプラチナとダイヤのバングルは、シンプルでさり気なく、彼女のセンスが光る素晴らしいものでした。


やっぱり本当にセンスがいい人って、さりげない装い方を知ってますね。



そのあと、銀座ミキモト本店で開催されている、「江戸町人の美意識展~今に伝える江戸情緒」展へ~


こちらは先ほどの展覧会とは対照的に、「粋」な江戸の着物文化をシンプルに展示。
中でも、水の流れが表現された水紋様の地の上に、あめんぼうが数匹泳いでいるように刺繍された帯は、まさに「粋」そのものでした。


やっぱり自分は、ほっこりとしたこっちの世界の方が好きだなぁ…と、しみじみ感じる展覧会でした(笑)。