こんにちは
恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラー吉田亮介です。
なんだか最近、やる気が出ない…。 恋愛や婚活も、前みたいに頑張れない…。
そんな風に、原因不明の「無気力」に悩んでいませんか?
「疲れているだけかな?」 「年をとったから?」
なんて思ってしまいがちですが、もしあなたがそんな状態だとしたら・・
心の中で「ある感情」を押し殺しているのかもしれません。
その感情とは、ズバリ「怒り」です。
え?怒り? 怒っているつもりなんてないけど…?
そう思いますよね。
でも、実は「無気力」と「怒り」には、とても深い関係があるんです。
今日の記事では、あなたの無気力の原因かもしれない「隠れた怒り」の正体と、
そこから抜け出して、あなたらしいエネルギーを取り戻す方法について、詳しくお話ししていきますね。
【無気力と婚活疲れ】その正体は「怒りの感情」だった?
「やる気が出ない・・」
「何もしたくない・・」
そんな無気力な状態の代表格といえば、「うつ」や「うつっぽい症状」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
一般的に「うつ」と聞くと、 「悲しみ」や「落ち込み」といった感情をイメージしますよね。
もちろん、それも間違いではありません。
でも、心理学の世界では「うつは、抑圧された怒りの病である」とも言われているんです。
どういうことか、詳しく説明しますね。
あなたのエネルギーを奪う「怒り」の矛先
私たちは、何かに怒りを感じたとき、通常はそのエネルギーを外側に向けて発散します。
「それはおかしい!」と主張したり、「やめてほしい」と伝えたり。
でも、もしあなたが、
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「怒るなんて、大人げない」
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「私が我慢すれば丸く収まる」
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「相手を傷つけたくない」
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「嫌われたくない」
そんな風に考えて、怒りの感情を表現することを無意識に自分に禁じていたらどうなるでしょうか?
行き場を失った「怒り」のエネルギーは、なんと自分自身に向かい始めます。
これが「自己攻撃」という状態です。
「どうして私はいつもこうなんだろう…」
「私がダメだから、うまくいかないんだ」
「なんでこんなこともできないの?」
こんな風に、絶えず自分を責め、否定し続けてしまうのです。
恋愛や婚活の場面で、こんな風に感じたことはありませんか?
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デートで相手に失礼なことを言われたけど、笑顔で流してしまった…。後から「なんであの時言い返せなかったんだろう」と自分を責めて落ち込む。
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相手から連絡が来ないと、「私に魅力がないからだ…」と自分を追い詰めてしまう。
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親や周りから「まだ結婚しないの?」と言われて本当は腹が立っているのに、何も言えずに「期待に応えられない私が悪いんだ」と思い込んでしまう。
これらはすべて、外に向けるべきだった怒りのエネルギーが、自分に向かっているサインです。
心の中では、「本当は嫌だった!」という怒りと、「そんなこと思っちゃダメだ」という理性が、常に激しく戦っている状態。
この心の葛藤に、あなたの貴重なエネルギーがすべて消費されてしまうのです。
まるで、スマホのバックグラウンドで重たいアプリがずっと動き続けて、バッテリーがあっという間になくなってしまうように…。
その結果、他のことに使うエネルギーが残っておらず、「無気力」という状態で心と体が強制的に活動を停止させてしまう、というわけなんですね。
なぜ、私たちは「怒れない」のでしょうか?
では、なぜ私たちは素直に「怒る」ことができなくなってしまったのでしょうか。
それには、あなたがこれまで生きてきた中で作られてきた、無意識の「思い込み」(メンタルブロック)が関係しています。
■「いい子でいなければいけない」という思い込み
幼い頃、
「わがままを言わない子が良い子」
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢しなさい」
と言われ続けてきた経験はありませんか?
自分の気持ちよりも、周りの期待に応えることを優先するうちに、
「怒り」や「不満」といったネガティブな感情を出すことは「悪いこと」だと刷り込まれてしまったのかもしれません。
■「怒る資格がない」という自己否定
自己肯定感が低いと、
「こんな私が意見を言うなんておこがましい」
「どうせ私が悪いんだから、怒る資格なんてない」
と、自分から怒る権利を放棄してしまいます。
これらのメンタルブロックがあると、怒りを感じても瞬時にフタをしてしまい、感じていないことにしてしまうのです。
だから、自分では「怒っている」という自覚がないまま、原因不明の無気力に苦しむことになってしまいます。
無気力から抜け出すための3つのステップ
では、この無気力のループから抜け出すには、どうすればいいのでしょうか?
そうです。 「怒ること」、もっと言えば「自分の感情を正しく感じて、健全に表現すること」が必要です。
いきなり誰かに怒りをぶつける、ということではありませんよ。
まずは、自分の中で絡まってしまった感情の糸を、一つひとつ丁寧にほどいていくことから始めましょう。
ステップ1:まず「自分が怒っている」と気づく
最初の一歩は、「あ、私、今、怒っているんだな」と認めてあげることです。
自覚がないことが多いので、まずは自分の心と体に意識を向けてみましょう。
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なんだか胸のあたりがモヤモヤする
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奥歯をぐっと噛みしめている
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体がこわばって、肩に力が入っている
こんな身体的なサインは、抑圧された怒りのサインかもしれません。
「何にイラっとしたんだろう?」
「本当はどうしてほしかったんだろう?」
と、自分の心に優しく問いかけてみてください。
ノートに気持ちを書き出してみるのも、とても効果的ですよ。
ステップ2:「怒ってもいい」と自分に許可を出す
次に大切なのが、「私は怒ってもいい存在なんだ」と自分に許可を出してあげることです。
「怒り」は、人間にとって自然で大切な感情の一つです。
「それは嫌だ」「私を大切に扱ってほしい」という、自分を守るための重要なサインなのです。
怒りを感じることは、決して悪いことではありません。
「怒りを感じてもいいんだよ」
「自分の気持ちを大切にしていいんだよ」
そう何度も自分に言い聞かせてあげましょう。
ステップ3:「健全な怒り方」を練習する
「怒ってもいい」と許可がでたら、次は「健全な表現方法」を身につけていきましょう。
感情的に爆発させるのではなく、相手を尊重しながら、自分の気持ちや要望を伝える
「アサーション(I-message)」という方法です。
※I-message・・・私が主語となるメッセージです。
例えば、「なんで連絡くれないの!(You-message)」と相手を責めるのではなく、
※You-message・・・あなたが主語となるメッセージ
「連絡がないと、私は(I)心配になるし、悲しい気持ちになるな」と、自分の気持ちを主語にして伝えます。
これは少し練習が必要ですが、できるようになると、人間関係が驚くほど楽になります。
一人では難しい…と感じるあなたへ
いかがでしたか?
もしあなたが今、無気力で悩んでいるとしたら、それはあなたが怠けているからでも、ダメだからでもありません。
ただ、表現できなかった「怒り」という大切な感情が、心の奥で「気づいてほしい!」とサインを送っているだけなのです。
とはいえ、長年かけて作られてきた心のクセやメンタルブロックに、一人で気づき、変えていくのは簡単なことではありません。
無理に感情と向き合おうとして、かえって苦しくなってしまうこともあります。
だからこそ、カウンセリングのような場で、専門家のサポートを受けながら、
安心して自分の心と向き合い、怒る練習をしてもらうことが、根本的な解決への一番の近道なんです。
あなたが自分らしく、エネルギーに満ちた恋愛・婚活ができるようになるまで、カウンセリングでは全力でサポートします。
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