25年以上、土日祝日眠り続ける女性
が、カウンセリングにいらっしゃいました。
おはようございます。
恋愛がうまくいかない。結婚できないのには必ず原因があります。
恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラーの吉田亮介です。
この女性ですが、土日祝日は眠り続けるものの、平日は、しっかり起きて、会社に行くのです。
無遅刻・無早退・無欠席です。
身体はカレンダー、つまり曜日というものを認識しませんよね?
つまり、眠り続けるのは、カラダの問題ではなく、心の問題しかないなとスグに思いました。
一体、何が起きているのでしょうか?
初回カウンセリングでそれは分かりました。
彼女が眠っていたのは、「何も見たくない、聞きたくない、感じたくない」からでした。
心をシャットダウンしたいがために眠っていたのですね。
では、なぜ平日は起きていられるのか?
それは、『義務感』があったからでした。
この女性にとって、最優先事項がありました。
それは、「人に迷惑を掛けないことです。」
人に迷惑を掛けてはいけないので、会社のある平日は、しっかり起きて、きっちり居眠りなどもなく働くわけです。
そして、土日祝日は、義務がなく、「何も見たくない、聞きたくない、感じたくない」から眠ってしまうのです。
でも、それなら、いっそ死んでしまわないのか?
とも思います。
実際、そういう気持ちも心の奥底にはありました。
でも、それ以上にこう思うのです。
「私は生きなければいけない」と。
最悪の選択をしてしまうと、ものすごく迷惑がかかるからです。
それに、世の中には生きたくても生きられない人もいるのです。
だから「生きなければならない」のです。
つまり、全てにおいて義務感が優先されるのです。
その女性は、カウンセリングの中で、この潜在意識に気付きました。
それから眠っているのがバカらしくなったそうです。
眠ってしまうという25年以上抱えた症状はすっかりなくなったそうです。
昼寝すると夜眠れなくて困るそうです。
ただ、問題は、そもそもなぜ眠ってしまったのか?
何もしたくないほど現実がイヤなのがなぜか?
ということですよね。
そのあたりも解決したからこそ眠らなくなったわけですが、それについてはまたおいおい書きます。
今日は、少し変わった事例のご紹介でした。