こんばんは
今回は、お客様の声をご紹介させて頂きます。
【婚活ウォーミングアップコース体験の声】
●30代女性(匿名希望)
結婚や子育てが義務
※頂いたメール画像です。
1、(スカイプ)セッションを受けて解決したかったことは何ですか?
結婚をしたいのか、したくないのか、自分の気持ちをはっきりさせる事。
2、(スカイプ)セッションを受けて、どんな変化や気付きがありましたか?
結婚や子育てが義務だと思っている面が、結婚に対して積極的になれないことにつながっているんだと気づきました。
自分で思っていた以上に、母親との関係性についてテーマがあるんだと気づきました。
3、その他どんなことでも良かった点などありましたら教えて下さい。
世代間連鎖について知れたことです。
セッションの進め方についても、勉強になりました。
今回、ご紹介するクライアント様は、「結婚したくない」わけでもない。
「結婚したい」と思うわけでもない。
という方でした。
「結婚」しないならしないでかまわない。
が、まわりから「結婚できないの?かわいそうに・・。」という目でみられるのがイヤだというのがありました。
「結婚」にネガティブな人は、十中八九、両親の仲が悪いというのがあります。
逆に結婚にポジティブな人は自分の家庭にポジティブな印象をもっています。
つまり、両親や家族の仲がいいか悪くない。
これは、本当にそのままよく当てはまります。
稀に「育ってきた家庭がイヤだったからこそ、いい家庭をつくりたい!」という人もいますが。
今回のクライアント様の場合は、確認するとそれほど親子仲や家庭環境は悪くない。
ただ、トーンとして「可もなく不可もなく」という感じでした。
仲が悪くはないけどお互い干渉しないような家族だったのです。
結果として、「結婚したくない!」と思うわけでもなければ、「結婚したい!」と思うわけでもない。
そんな風に感じていました。
まさに「可もなく不可もなく」
そこで、少し、リアリティを持って結婚して子どもが出来た未来を一緒に想像してもらいました。
結婚した未来。
子どもが出来た未来。
子どもが幼稚園→小学校→中学校→高校→社会人と成長していく未来。
一緒に想像してみると後半になるほど、「義務感」のようなものを感じている自分に気付きました。
一緒に(スカイプながら)横で僕も聞いていたわけですが、「可もなく不可もなく」という感じに聞こえていました。
ですが、ご本人の中では、もっと、ネガティブに感じていたようです。
そして、母親に対する「罪悪感」「義務感」を感じていることもわかりました。
もっと親孝行した方がよかったのではないか、というような罪悪感です。
結婚して、孫をみせてあげることで、その「罪悪感」を解消しようとしている自分にも気付きました。
その思いで、結婚、子育てをすれば「義務感」になるのは当然ですよね。
話を聞くと、クライアント様の母親もクライアント様を育てる過程で義務感を感じていたようです。
母親が義務感を持って子供を育てている。
子供ながらにも感じたそうです。
そこで、感想の中にもある「世代間連鎖」という言葉が出て来ます。
何やら難しい言葉ですが、要は親が背負ってきたモノを子どもが受け継ぐというようなことです。
受け継ぐと言っても、物やお金ではありません。
では何を受け継ぐのか?
今回のケースで言えば「罪悪感」「義務感」を受け継いだのです。
親から子へと「心の中にある思いや強迫観念」を受け継いだのです。
親から子へ。世代から世代へと連鎖する。
だから「世代間連鎖」といいます。
分かりやすい例では、父親がプロ野球選手になれなかった「無念」を息子が受け継ぐ。
それもある種の「世代間連鎖」と言えます。
「お父さんの果てせなかった夢を僕が果たす!」
これは立派にお父さんの「思い」を受け継いでいます。
お父さんが野球をやっているのをみて楽しそうだから自分も野球を始めた。
気付いたらのめり込んでプロにまでなっていた。
これは連鎖していません。単にお父さんをみて、野球の楽しさに気付いただけですので。
必ずしも悪いものや不幸なものだけではありませんが、幸せなものの連鎖なら問題にする必要はありません。
問題は知らず知らず自分の人生を望まない方へと導いてしまうような親から子供への「思い」のリレーです。
こんなことも心理カウンセリングを通してわかったりします。
理解ができたら、その想いを手放すなり完了させるなり、すればそこで連鎖は止まります。
今回の例で言えば「義務感」「罪悪感」ということでした。この気持ちを解消すればいいのです。
どうやってというのは専門的な話になりますので、今日は割愛します。
おいおいこのブログでもご紹介していきたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
「スカイプ婚活アドバイザー 男性心理の解読法」の吉田亮介でした。