こんばんは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
あなたは、自分の言いたいことが言える人ですか?
特に、「自分の大切なものや人が傷つけられた」時や、「当然の権利がないがしろにされた」その時に言えますか?
言えないというあなたは、なぜ言えないのでしょうか?
実は人間は一見、他人からみたら明らかに損しているようにみえることでも、実は本人は得をしているということがあります。
つまり、言えないあなたは、言わないことで何かを得ているのかもしれません。
何を得ているのでしょうか?
答えは・・・
人それぞれです。
答えになってない!!
と怒られそうですね。。
もちろん、これで終わりではないのでご安心ください。
確かに人それぞれなんですが、ある程度のパターンというのはあります。
それは主に小さいころの両親との関係で決まります。
もちろん、例外はありますが、多くの場合そうです。
では、どんな親子関係の中で、言いたいことが言えなくなるんでしょうか?
答えは・・・
人それぞれです。
というとますます怒られそうですね。。
確かに人それぞれですが、これもある程度、よくあるパターンというのがあります。
今回はその内のひとつについてお話します。
例えば父親が厳しい人が言いたいことが言えなかったりします。
もちろん、母親でも同じことですが、ここでは父親を例に話を進めますね。
お父さんが何かあると怒鳴ったり、もっと酷いと手が出る。
こんな環境で育ったとすると、当然、お父さんの機嫌を損ねないようにお父さんの顔色を伺うようになります。
そのためには、今、お父さんはどうしたら喜んでくれるか、怒らないかということに敏感になります。
だから、意識的にも無意識的にもお父さんが怒らないような言動を心がけます。
小さい子供にとって、お父さんやお母さんの存在は絶対的です。
判断基準や価値観などはほとんどお父さんやお母さんを基準にして出来て行きます。
だから、お父さんやお母さんとのコミュニケーションの取り方は多くの場合、そのまま外の世界に出ても変わりません。
お父さんの顔色を伺っていたのなら、他の人の顔色も伺うことになるでしょう。
もちろん、お母さんとの関係もありますし、兄弟や学校での関係もあるので絶対ではありません。
誰に対してもお父さんと同じように顔色を伺うようになるかもしれません。
お父さんを連想させるような年上の男性にだけ過剰に顔色を伺うようになるかもしれません。
それは人それぞれです。
そして、当然の権利を主張しなかったり、大切なものを守るべき時にも何も言わないことで、相手を怒らせることを回避しているわけです。
でも何でそこまで相手を怒らせたくないのでしょうか?
それについてはまた次回お話しますね。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介