こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回は「高所恐怖症」というタイトルですが、「高所恐怖症」がどんな症状かは分かりますよね?
一言で言えば「高いところが怖い」という恐怖症です。
では、次にどうやって高所恐怖症になるのか?
それは、色々あると思います。
小さいころ、高いところ、例えばハシゴや木から落ちたなどが典型的な例でしょうか。
ですが、多くの場合、心当たりがないということが多いようです。
ものごころついた頃には高いところが怖かったというわけですね。
そんな時どうやって対処するのか?
実は、理由はどうあれ、高いところが怖いという時、自分の中で何か怖くなるようなことを想像して怖くなっています。
これは、恐怖症と言われる、何かに対して、過剰に怖いと感じるような症状全般に言えることです。
ただし、ショック体験、例えば先ほども言ったように、小さいころにハシゴから落ちたなどの場合は、何かを想像して怖くなるというよりも先に、身体の反応が出ます。
ショック体験に基づく場合は、想像して怖くなるのではなく、条件反射的に恐怖が出るのです。
ですが、それ以外は自分で想像して自分で怖くなっています。
言ってしまえば「自作自演」とも言えるかもしれません。
では、どんなことを想像して怖くなっているのでしょうか?
例えば、高所恐怖症の人がビルの屋上に立ったとすれば、「落ちるのではないか・・・。」と想像して怖くなったりします。
柵もあるし、どう考えても落ちないだろう?という場合でも、ほとんどあり得ないようなことまでわざわざ想像して怖くなるのです。
例えば、「柵が壊れていて、落ちたらどうしよう・・・。」とか。
「後ろから急に押されて落ちたらどうしよう・・・。」とか。
「突風が吹いて落ちたらどうしよう・・・。」とか。
そんな風に想像して怖くなっているのです。
では、どうやって、この想像を止めて高所恐怖症を克服することができるでしょうか?
それについては次回お話しますね。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介