こんばんは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回お話ししたように思い込みを解くには2つのポイントがあります。
1つ目は、その思い込みが出来た当時に感じていた感情を感じることです。
2つ目は、新しい生き方を決意することです。
とお伝えしました。
1つ目のポイントをお話します。
思い込みが出来た当時のことを思い出すというのが1つ目のポイントです。
人が自分のことをどう思っているか気になる人には、ある「思い込み」があります。
「わたしはまわりのことを気にしなければならない。」
こんな思い込みだとお伝えしました。
この思い込みは、両親に「まわりのことを気にしなさい!」と言われ続けてそう思い込むようになったのでしたよね。
そして、その時、”怖い”とか”悲しい”という強い気持ちがあるという話をしました。
この当時の感情を感じるのが1つ目のポイントです。
「わたしはまわりのことを気にしなければならない。」
こんな思い込みを持っているあなたは、まわりのことをしっかり気にしないとみんなに嫌われそうで怖いのかもしれません。
でも、今現在の怖いという感情を感じても解決になりません。
なぜなら、その感情の奥には、当時の「両親から見放されるかもしれない怖さ」があったりします。
「しっかりまわりのことを気にしないとお父さんやお母さんに嫌われてしまうかもしれない・・・。」という怖さです。
あるいは、「まわりのことを気にしろ!」と世間体ばっかり言っている両親の接し方に「悲しい」と感じていたのかもしれません。
そして、そのどちらも、目の前やまわりの人ではなくてその当時の両親が原因です。
だから、その当時のことを思い出して、その当時に感じていた感情を思い出さないと意味がないのです。
その感情があるからこそ、「わたしはまわりのことを気にしなければならない。」という思い込みが出来てしまっているのです。
だから、1つ目のポイントはその当時の状況をしっかり思い出して、その当時に感じていた感情を感じるということになります。
2つ目のポイントは次回にお話します。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介