こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
今回は、タイトル通り、「カウンセリングとセラピーの違い」についてお話します。
まず最初にお伝えすると、一般的に厳密な定義はありません。
ですが、もちろん、僕なりの解釈での相違点はあります。
僕がカウンセリングという場合2つの意味で使っています。
1つ目は、悩み解決の方法を総称して「カウンセリング」と言っています。
2つ目は、傾聴(プロの技術で話をじっくり聴くこと)中心のもので、悩みを整理したり、気付きを促したり、どちらかというとじっくりと悩みに向き合っていくものという意味合いで使っています。
1つ目の解釈は総称なので、セラピーも含めて、悩みを解決する手段としてカウンセリングと言っています。
一方でセラピーは、日本語で施術、療法のことを言いますが、ワーク中心に積極的に解決をはかるものという意味合いで使っています。
このブログの中ではメンタルブロック解除セラピーというのがセラピーのことです。
では、なぜわざわざ使い分けているのか?というお話になってくると思います。
もちろん、意味があります。
敢えてセラピーと呼んでカウンセリングと分けているのは、通常のカウンセリングと異なるということを明確にしたいからです。
通常のカウンセリングとは?というと、それは、上でも述べましたが、傾聴(プロの技術で話をじっくり聴くこと)中心のもので、悩みを整理したり、気付きを促したり、どちらかというとじっくりと悩みに向き合っていくもののことを指しています。
そして、このカウンセリングであれば、たくさんのカウンセラーがいます。
このカウンセリングは、問題解決を焦らずクライアントのペースでじっくり進められるという利点がある一方でなかなか根本解決が難しいという場合も少なくありません。
何年もカウンセリングに通って、少しよくなったかどうかということも珍しくはないのです。
それに対して、セラピー(メンタルブロック解除セラピー)は、短期解決を目的としています。
そして、一時的に症状を緩和したりということではなくて、根本解決を目指します。
そのために、悩みの原因となっているビリーフ(無意識の思い込み)を特定するのです。
原因があって、結果があるので、その原因を取り除けば、結果である症状、悩みというのは当然なくなります。
このように話すと、カウンセリングは不要なのではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
なぜなら、解決する準備が整っていない人や、早期解決が怖いと感じる人もいるからです。
そういう方には準備が整うまでじっくりカウンセリングをしていきます。
二次利得といって、病気や弱っている方がいいと無意識レベルで感じていることもあります。
ですので、僕はじっくり解決するクライアントさんと早期解決が必要なクライアントさんを分けて必要に応じてカウンセリングやセラピーを組み合わせて悩み解決の支援をしています。
その方のペースに合わせてカウンセリングしていくというのが原則です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
心理カウンセラー吉田亮介