こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回の「悩みが少なくなる「失敗するほど成功するというマインド」(2)」
につづいて「失敗するほど成功するというマインド」についてお話しますね。
前回お話しした通り、「失敗したくない=行動しない=現実は何も変わらない」
という方程式があります。
たしかにあなたは目の前の痛みを避けられるかもしれません。
ですが、ちょっと待って下さい。
あなたは本当に”痛みを避けられた”のでしょうか?
また、具体例で話してみます。前回は恋人の話でしたが、わかりやすく、また違う例で話しますね。
「良薬口に苦し」という言葉があります。
あなたが、何かの病気になり薬を服用しているとします。
その薬はとても苦くてマズイのです。
だから、あまり飲むのに気が進みません・・・。
あなたは、時間が来ても何かと言い訳して飲むのを先送りにします。
「今は眠いから30分昼寝して起きた時に飲もう。」
「苦いから眠気覚ましにもなって一石二鳥だし・・・。」
起きたら起きたで、まずはトイレ。まずは、ちょっと部屋を片付けようと先送りし続けます。
そうして、1日経過したとします。
あなたは、確かに実際に苦い思いをしなくて済んだかもしれません。
ですが、その間ずっと「飲まなきゃ。飲まなきゃ」と思い続け、1日を何となくイヤ~な気分で過ごしたのです。
そして、薬を飲まない害もあるし、結局あなたはどこかで薬を飲むのです。
結局は苦い思いもするのです。
実は薬を最初に飲むべき時にサッと飲んでしまえば苦しみは一番最小限で済んだのです。
だから、苦痛には真正面から立向かうのが実は一番苦痛が少ないという逆説が成り立つのです。
私(俺)はすぐに薬を飲むよと思ったみなさん、薬くらいならそうですが、では恋愛はどうですか?仕事は?
そして、人生は?
あなはた正面から立ち向かっているでしょうか?
ただし、もちろん、なんでもかんでも正面突破がいいわけではないですが、基本は正面突破というのが実のところ一番ダメージが小さいことが多いのです。
最後までお付き合いありがとうございました。
心理カウンセラー 吉田亮介