こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
前回から何回かに分けて悩み解消法をご紹介していきます。
悩み解消法というのはそれこそ無数にありますが、
中でも基本的にひとりでできるものをご紹介して
行きます。
10回目の今回は「こぼれた水は元には戻らない 」です。
タイトルをみただけで既に何を言おうとしているのか
分かっているという方も多いと想います。
ですが、そういう方ほど最後まで読んでみて下さい。
「こぼれた水は元には戻らない」
と聞いてすぐに浮かんだ方も多いと想います。
「覆水盆に返らず」という素晴らしいことわざが
日本にはありますね。
このことわざを簡単な言い方で言ったのが
本記事のタイトルです。
お盆に載せた水をひっくり返してしまったら
元には戻せない
ということですね。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
英語でも全く同じような言葉があります。
"It's no use crying over spilt milk."
（こぼしたミルクを嘆いても無駄）
水でなくミルクですがまさしく同じことですね。
それくらい世界中で言われていることという
ことでしょうね。
他人と過去は変えられないともいいますね。
そして、悩みやすい人ほど他人と過去のことで
悩んでいる傾向があるのです。
とはいえ、悩んでしまうのだから仕方ないじゃない！
と怒られるかもしれません。
そこで、今回は具体的な方法をお話します。
ノートを用意します。
最近なら携帯やスマホのメモでもいいでしょう。
毎日１つ悔いていることをリストアップします。
そして、その悔いていること
やってしまったことについて
「どうすればそれをプラスに活用できるか？」
「それによって学べたことは？」
を考えます。
そして、その答えを、後悔している出来事の
下に書いて行くのです。
頭で考えるだけでなく文章化することが
大切です。
これをしばらく続けて下さい。
悩み深い方なら2ヶ月くらい続けてください。
最低3週間はやることがオススメです。
これは人間の習慣が出来上がるのが大体
3週間くらいと言われているからです。
悔いをそのまま忘れることが出来ないとしたら
そうやって物事のポジティブな面に注目するのです。
物事は二面的に必ず悪い面もありますし、
良い面もありますので、良い面をみるようにしましょう。