こんにちは
心理カウンセラーの吉田亮介です。
フィギュアスケート男子の
羽生 結弦(はにゅうゆずる)選手が
金メダル取りましたね。
だけど、ショートプログラムの
完璧な演技とは打って変わって
実力を発揮しきれずミスが
出てしまっていましたね。
当初は、これは金メダルは
無理かなと思ったけど、
何と金メダル候補の双璧である
パトリック チャン選手もミス連発で
実力を発揮できず
終わってみれば・・・
という結果に。
人間
「~しなければ!」
「~べき!」
というと無意識に
「失敗してはいけない」
「ミスしてはいけない」
と思って返って緊張してしまって
ミスしてしまうものですね。
だから、
「失敗してもよい。」
「コケてもよい。」
と思うと逆説的に
うまくいくんですよね。
「ミスしてもよい」とはとても
思えない。
という方は「ミスも仕方ない」
でもいいかと思います。
命を削るほどの猛特訓を積んで
臨んでいるオリンピック選手に
そんな軽々しいことが言えるか
というご意見もありそうです。
それは一理あります。
ですが、オリンピックでも
普段の練習でも実際には
大した違いはないわけで、
最大の違いは頭の中にある
ストーリーなのです。
つまり、
これはオリンピックだ。
全世界が注目している。
日の丸を背負っている
というようなストーリー
です。
氷の上でジャンプしたり
スケートするという点においては
日常の練習と大差ないわけです
からね。
実は人間というのは
一生懸命頭の中にストーリー
をつくって生きているんですよね。
このあたりは、また今度じっくり
話したいと思います。