【スーパーコンピュータ導入】
地球防衛隊日本支部猫山出張所にスーパーコンピュータの[Cray(クレイ)-1]が導入されました。
これで怪獣や悪い宇宙人が来ても大丈夫と、みんな安心してくつろいでいます。
【世界初のスーパーコンピュータ[クレイ1]】
アメリカのクレイ・リサーチ社が1976年に発売を開始したスーパーコンピュータ[クレイ1]です。
厳密には1960年代初頭には超高速計算に特化したコンピュータが開発されていたのですが、円筒形の独特の形状や群を抜いた高性能で、クレイは1990年頃までスーパーコンピュータの代名詞的な存在でした。
【クレイ1の3Dモデル】
3D-CADのSketchUpで作成したクレイ1の3Dモデルです。
1976年当時の価格は1台約20億円。計算速度は当時は世界最高速の160MFLOPS(メガフロップス…1秒間に100万回の小数点計算ができる能力)を誇りました。
航空宇宙、原子力、土木建築、分子生物学、天文学など、膨大な計算が必要とされる最先端の研究分野でその威力を発揮しました。
ですが、現在のスマホの計算速度はクレイ1の数十倍、ノートパソコンでは100倍以上の計算速度になっています。
半世紀も経ずしてそれだけの進化を遂げたことは驚異的で、さらに半世紀後にはコンピュータはどれだけ発達しているかは想像もつきません。
今回は作りかけていて何年か放置されていたクレイ1の3Dモデルをみつけて完成させたので、こんなネタになってしまいました(^_^;