【田舎のバス】
やまはちゃん「急いでー、バスが出ちゃうわよー」
麦ちゃん 「今日から年末年始ダイヤに変わっていたのを忘れてたわ」
みどりちゃん「はぁはぁ、これが最終のバスだもんねー」
冬休みに入って部活の練習のため学校に行っていた麦ちゃんたちですが、年末年始の特別ダイヤに変わっていたことを忘れて慌ててバス停に走っているところです。
いざとなれば、きな姉や銀ねえに車で迎えに来てもらえるのですが、何とか最終バスに間に合ったようです。
【1960年代に登場した日野BT71系バス】
※日野自動車BT71の3Dモデルは、3D Warehouseより鹿野橋様の作品を使用しました。
1960年代に登場した主力路線バス用に日野自動車が生産したBT71系です。
鬼奈川鉄道バスではレストアした車体をバスマニアのために旧塗装(現在は白とオレンジ)で再塗装し走行させています。
真ん中に一つしかドアがないため、運転手と車掌の二人一組で運用する必要があり、料金は車掌さんに手渡しするものでした。
新潟交通でもこの車両が走っていましたが、佐渡にはいつも本土からのお古が回ってきていたので、昭和50年代に入ってもこのバスが走っていました。
【私の知らないバスマニアの世界】
バスに乗って次の停留所で下りるときは降車ボタンを押すのですが、これは昭和50年代半ばまで使われていたタイプの降車ボタンです。
私も小学生の頃はバスが大好きだったのですが、さすがに鉄道マニアのように大人になっても熱心なバスマニアはいないだろうと思いきや、何とバス専門雑誌も刊行されていて、ディープなマニアも多いようです。
鉄道ファンが「乗り鉄」「撮り鉄」と細分化されているように、バスにもそのような特定の方面でのマニアがいるのですが、「降車ボタンマニア」の方のコレクションがすごいです。
BUS STOP No.17 懐かしくなるバスの降車ボタン…日本バス協会の記事へのリンクです
そう言えばガチャガチャにもこの降車ボタンのフィギュアが出たというニュースをネットで見た覚えがありますが、小さい子どもだけでなく、バスマニアもこのピンポンを押すときっと嬉しくてたまらないのでしょうね(^▽^)