【文化祭の展示】
童子さん 「昭和60年のAVCシステムで、うる星やつらの名シーンをプリントアウトしますよー」
みどりちゃん「昭和オタク文化を体感できますよー」
猫山総合高校の文化祭で、昭和のAVC(オーディオ・ビジュアル・コンピュータ)ライフの再現を展示している童子さんたちです。
新作のうる星やつらで、昭和50~60年代の風景が映し出されていることで、昭和文化にあらためて関心が寄せられるようになり、猫山総合高校の文化祭のテーマが「ザ・昭和」で、童子さんは昔のパソコンの知識が豊富なので本当は天文部の部長なのですが、高校のコンピュータ部からの依頼で、昭和60年頃のパソコンやビデオデッキを並べて展示をしています。
麦ちゃんは客寄せでラムちゃんの格好をしています。
【昭和60年頃にはテレビ画面をカラー印刷できるようになりました】
みどりちゃんとひなたちゃんの前に並んでいるのが昭和60年(1985年)頃の当時最新のAVCシステムです。
左からVHSビデオデッキ、8ビットパソコンX1turboZ、カラーインクジェットプリンタです。
もちろん現在のパソコンには性能は遠く及びませんが、テレビやビデオからカラー静止画を取り込み、グラフィックツールを使って加工し、カラーでプリントアウトができるようになりました。
【VHSビデオデッキとパソコンテレビX1】
以前も記事にした世界初のパソコンテレビX1(シャープ)と、手前には新たに同色で、当時世界で最も薄型のVHSビデオデッキ、シャープマイビデオV28の3Dモデルを作成しました。
それまではアイボリー色ばかりだったパソコンに、シルバー、ワインレッド、スノーホワイトのカラーバリエーションをラインナップしたX1シリーズと同色のバリエーションがあったVHSビデオデッキで、X1と組み合わせて使ってほしいといわんばかりでした。
X1シリーズのヒットで、NECや富士通もAV機能を強化した8ビットパソコンを投入し、それまでは主に事務処理とゲームとプログラミングに使われていたパソコンが、CGアートや音楽演奏などの領域に使われるようになっていきました。
あたるの3Dモデルを作ろうとしたのに、別の3Dモデルを作ってしまいました(>_<)