【暴風の猫山市】
観測史上4番目の勢力で九州に上陸した台風14号が北関東の猫山市に最接近しました。
九州上陸時よりはだいぶ勢力が衰えたとはいえ、大型で強い台風には変わりなく、やまはちゃんとびわが持っていた傘が強い風にあおられてラッパになってしまいました。
立て看板が倒れたり、ゴミ箱が転がってきたりして、二人は危ない目に遭いました。
【年々勢力を増す台風】
※2020年9月6日のイラストの再掲です
地球温暖化による海水温の上昇で、年ごとに台風の勢力が増してきています。
今回の台風14号では九州・四国・中国地方では大きな被害が出ています。
気象衛星や観測網の充実、さらにはコンピュータの性能向上で、精度の高い台風の規模や進路の予測ができるようになり、早い段階から避難指示やダムや河川の洪水調節計画を立てることができるようになり、人的な被害は最小限に抑えることができるようになりましたが、暴風による家屋倒壊や洪水による浸水、土砂災害など経済的被害は大きなものになってきています。
近年でいえば無計画な大規模太陽光発電施設の設置による山林の伐採で山の保水力が失われたり、暴風によって飛散した太陽光発電パネルによる直接の被害などが大きな問題になっています。
SDGsという作られた流行のようなこの言葉はあまり好きではないのですが、やはりSDGsについては考えるべき事なのだと思います。