【童子さんとみどりちゃんで寸劇】
5月22日の記事の続きです(^▽^;)
キナ鉄建設の事務員の弓羽 千鶴(きゅうは ちづる)さん(左)と緑葉 知佳(ろくは ちか)さん(右)です。
物静かで知的な印象の弓羽さんは会社ではNECのパソコンPC-9801を使って測量図を書いたり技術計算をしています。
快活で楽しいことにはなんでもチャレンジする緑葉さんはシャープのパソコンX68000を使って、写真やイラストの入った作業報告書や社内報、広告を作っています。
【パソコンショップで鉢合わせ】
緑葉さん「おーい、ちづるー」
弓羽さん「あっ!!ち、ちかちゃん」
緑葉さん「何か面白そうなソフトでも買ったの?」
弓羽さん「う、うん…ちょっとね(え?OS-9なんか手にして、意外に出来る子なの?)」
【それなんてエロゲ?】
緑葉さん「あら?それってもしかしてエッチなゲーム?」
弓羽さん「ち、違うのちがうの!!弟に買ってきてって頼まれたのよー」
緑葉さん「別に恥ずかしがることないじゃん、私も興味ないわけじゃないしー」
弓羽さん「…みんなには黙っててね」
【意外な一面】
事務系・技術系のお堅いソフトが多く、真面目一徹に思われがちなPC-9801シリーズですが、実はゲーム、特にアニメ絵系のアダルトゲームが非常に多くリリースされていました。
むっつりスケベというタイプのPCと言うと98ファンから文句が出てきそうですが、そのような一面がありました。
またゲームソフトしかないと思われがちなX68000シリーズには、弥生会計やTOP給与計算などの有名なビジネスソフトも揃えられていて、メーカー純正のCコンパイラやOS-9のようなシステム開発ツールが充実していて、実は真面目な一面もありました。
2000年以降は世界中に安価になったWindowsパソコンが普及して、それまでは10万円近くもしていたMicrosoft Officeなどのオフィススイートも安価になり、インターネットを通してソフトウェアが流通するようになると、パッケージやメディアにかかる原価や卸売店などの中間マージンが不要となり、ゲームソフトも安価に購入できるようになりました。
いい時代になったと思うのですが、それが私がまだ若い頃にそうだったらなー、とつい思ってしまいます。
以前はグラフィックツールも数万円もしたし、今より手が込んでいないゲームソフトも1本5000円以上しましたからね。