【びわのノートパソコン】
やまはちゃん「びわくん、可愛いパソコンだけど、それどうしたの?」
びわ 「きな姉がクリスマスプレゼントでぼくに買ってくれたの」
やまはちゃん「よかったわね。ゲームばかりしないで勉強してね」
びわ 「うん、ゲーム作るためにプログラミングの勉強してるんだ」
【黒猫のこどもパソコン教室】
麦ちゃん「きな姉、また何か商売を始めるつもり?」
きなこ 「びわがパソコンを小学校に持っていって自慢するだろうから、パソコン教室を始めるわ」
麦ちゃん「小学生にプログラムなんて組めるかしら?」
きなこ 「ちゃんと興味を持ってくれれば大丈夫よ。小学生でも凄いプログラムを組むわよ」
【きな姉のクリスマスプレゼント】
子どものプログラミング教育用に開発された国産BASIC言語内蔵のマイコン[ichigo jam(イチゴジャム)]を、ノートパソコンのように使用できるように、キーボードとカラー液晶ディスプレイを内蔵したドッキングベースの[ichigo dyhook(イチゴダイフク)]です。
ichigo dyhookは8000円程度で販売されていて、ichigo dyhookに装着するマイコンボード本体のichigo dake(イチゴダケ)は1700円程度で販売されています。
約1万円程度でプログラミング教育用コンピュータが手に入り、プログラミング学習やロボット制御、センサーを使っての学習などができます。
【社畜養成学校としてのGIGAスクール構想】
こちらは文科省が現在進めているGIGAスクール構想で使用される代表的なWindows 2in1PCです。
先のichigo dyhookが1万円程度のマイコンなのに比べて、こちらは5万円程度と高価なものになっています。私は2万4000円(税別)で買いましたが。
ichigo dyhookはWindowsパソコンではなく、プログラミングとその実行環境だけを備えたマイコンなのですが、コンピュータがどのようにして計算をしているのか、ロボットにはどのようにして命令するのかといった、マイコンがどのようにして家電製品や自動車、飛行機、工作機械などを制御しているのかを学ぶことができる「ものづくり系」コンピュータなのに対して、GIGAスクールで使われるWindows PCは、Windowsの使い方と主なビジネスアプリや、会社で役に立つクリエイトツールなどが与えられ、いわば最低限のITリテラシーを備えた、企業にとっては便利な「社畜養成ツール」になっているような気がします。