科学リテラシーの低下が陰謀論を勢いづける | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

【研究室の3人】

バイオ研究室でウイルスのゲノム(遺伝情報)解析がどのようにして行われているかを、番組の中で麦ちゃんとみどりちゃんを助手にして説明している童子さんです。

 

 

【遠心分離機の3Dモデル】

麦ちゃんの前にある機械は、ドイツ・エッペンドルフ社製の高速遠心分離機です。

試験管に入れた血液から血清を分離したり、比重の異なる化学物質を分離したりするのに使われています。

 

私も企業の研究室を見学したことが何度もありますが、バイオ系だけは見たことがないんですよね。

 

 

【さすがに暴論でしたね】

昨日の記事を書いて、さすがに「宗教や祈りは何の役にも立たない」と書きましたが、さすがにそれは言い過ぎだと思い直しました(;^_^A

よりよい生き方を示す宗教や、感謝が込められた祈りは、それは私は否定しませんし、むしろ肯定すべきものだと思っています。

 

今、問題になっているのは、自分の儲けのために積極的に反ワクチン運動を進めている小数の人たちと、それを熱狂的に支持して集団行動を起こしている人たちです。

 

自分の儲けのため、というのは具体的にはその陰謀論を書籍にして販売したり、YouTubeの配信で広告収入を得ようとしたり、「新型コロナに効く」という薬効が明らかでない薬品や自然食品を販売したりすることです。

YouTubeでのゲーム実況配信では視聴者が伸びず収入にならなかったけど、新型コロナに関する陰謀論にネタを変えたら視聴者が大勢ついていい稼ぎになりましたと言うYouTuberが日本でも結構います。

 
Twitterで「コロナは茶番、ワクチンは毒チン」と息巻いていた人もだいぶ減ってしまいましたし、それ以前の「世界緊急放送が始まる!」と騒いでいた人たちは既に絶滅危惧種となってしまいました。
 
新型コロナウイルス感染症という未知の恐怖から、ネットにあふれ出た様々なデマに惑わされた人たちも、ここに来て冷静になってきたということでしょう。
 
ただ、比較的科学リテラシーが高いと思っていた日本人が、非科学的なデマにコロッと騙されてしまったという事実には私は軽いショックを受けました。
 
…と思って調べてみたら、日本の基礎科学力は現在はアメリカ、中国はもちろん、オーストラリアやスペインより下の10位(被引用論文数)にまで下落していたのですね。
 
「日本沈没」と「さよならジュピター」と今回の陰謀論騒動でネタを書くと長くなるので今回はここまで(;^_^A
 
 
ぐら兄とびわ坊の写真も載せられなかったー(ノД`)

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