【月のテキ屋】
キナライザー「テキ屋コロスニャ、刃物ハイラヌ、雨ノ三日モ降レバイイ、ッテナモンデ」
麦ちゃん 「ちょっと、なんでここで商売してんのよ」
キナライザー「ソリャア、オ月サンジャア雨ガフラナイカラ、テキ屋モ安心ッテナモンヨ」
月にやって来た…と言っても、猫山市自然科学館の月旅行体験イベントに参加した3人でしたが、なぜか高性能万能営業ロボットのキナライザーが、会場でテキ屋を始めていました。
【巨大なスペースX社の月着陸船】
アメリカが半世紀以上ぶりに月に人を送り込む「アルテミス計画」で使用される、スペースX社の月面着陸船、スターシップHLSです。
アルテミス計画の月着陸船にスペースXの「StarShip」が選ばれる…Soraeの記事へのリンクです
スターシップHLSは、直径9m、全長50mと、乗組員2名のアポロ月着陸船とは桁違いの大きさです。
乗客を乗せた場合、衛星軌道には100人、月には20人程度の人を送り込むことができる巨大ロケットです。
【順調に進むスターシップの開発】
史上最大の宇宙ロケットとなるスターシップの開発は順調に続けられています。
それまでの宇宙ロケット開発とは異なり、「失敗上等」と次々と試作機を打ち上げては爆発を繰り返し、その原因を究明して、直ちに改良した次の試作機を打ち上げて、着実に完成に近づけています。
失敗を許さない日本では到底許容できるものではありませんし、宇宙大国のアメリカでさえ、失敗をしないようにと、宇宙開発には莫大な予算を投じてきました。
しかし、スペースX社は試行錯誤で画期的なアイデアを実現するという大胆かつストレートな手法で、これまでも大手宇宙航空機メーカーのボーイング社やロッキード・マーチン社でさえ実現できなかった完全再利用ロケット「ファルコン」シリーズを実運用させるだけの成果を上げています。
とは言え、さすがにNASAが目標としている2024年の月面有人着陸は実現が難しそうです。
ですが、スペースX社はこれまでも不可能とされてきた事を実現してきたので、まさかの大逆転もありそうで、ちょっと期待をしています。
今回はスターシップHLSの3Dモデルを作ったので、こんなネタになりました(^_^;)