敵を知れば百戦危うからず | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

今日の猫たちです。

 

【電子顕微鏡と童子さん】

童子さんがよく遊びに行く帝都理科大に、びわとやまはちゃんを連れてきて、電子顕微鏡を見せています。

 

びわは画面に写っているCOVID-19(新型コロナウイルス)を見ています。

 

 

【日立の電子顕微鏡】

日立ハイテク製の透過電子顕微鏡HT7820です。

最大倍率は80万倍、0.0000014mmの分解能を持つ多目的電子顕微鏡です。

 

細菌までなら理科室にある光学顕微鏡で見ることができますが、ウイルスのようなさらに微細なものは電子顕微鏡を使わないとその姿を見ることができません。

 

電子顕微鏡の登場で、これまではその正体をうかがい知ることができなかった病原体のウイルスを観察することができるようになり、医学の発展に大いに貢献しています。

 

 

【産業界でも使われる電子顕微鏡】

マイクロコンピュータ内部の回路の上に乗った新型コロナウイルスです。

このマイコンのCPUの回路は7nm(ナノメートル=100万分の1ミリ)プロセスルールの幅で描かれています。

 

目に見えないウイルスよりもさらに細い幅で電子回路が引かれていて、さらにそれが何層にもなった立体構造になっています。

 

私が初めて手にしたパソコン、MZ-2000(シャープ:1982年)のCPUはザイログ社のZ80で、トランジスタ数は8500、回路幅は4000nmでした。

現在私が使っているノートPC、ideapad flex 550(Lenovo:2020年)のCPUはAMD社のRyzen 4700Uで、トランジスタ数は100億、回路幅は7nmです。

40年間でマイクロコンピュータの回路の幅は600分の1まで細くなり、トランジスタ数は110万倍に増えています。

 

上のイラストの通り、今のマイコンの回路はウイルスよりもはるかに細いものになっているので、その製造現場はウイルスの侵入さえ許さない超クリーンルームになっています。

 

今はウイルスと戦う武器を数多く持てるようになりました、電子顕微鏡もその一つです。

新型コロナウイルス変異株の登場は人類の大きな脅威となっていますが、この戦争にはmRNAワクチンをはじめとした新兵器が続々登場しています。

 

新型コロナの肺炎を抑える治療薬を東北大学が開発…東北大学病院

 

新薬の候補も次々と登場しています。

根拠がなく恐怖だけを煽るデマや噂に惑わされることなく、新型コロナ感染症への対策を続けながら、

新型コロナウイルスへの勝利の日を待つことが大切です。

 

 

銀ねえびわ

今日になってようやく晴れました。

今日は暖かく、銀ちゃんもびわもごきげんです。

 

 

びわ

おいしいパウチを食べて、舌なめずりのびわです。

今回もExilim Cardで写真を撮ったのですが、あまりにも小さすぎて指がレンズにかかってしまいました。

 

ぐら

ごろんごろん転がっていたぐら兄です。

 

長いようであっという間の連休も、明日で終わりです(´・ω・`)

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