【パチンコカエちゃん】
楓 「たった一時間で三日分の給料が出たなりよ」
ぐら 「センパイ、営業回りやめてパチ屋に来て正解ッすね」
麦ちゃん「コーヒーいかがですかー」
ぐら 「センパイ、ぼくがコーヒーおごるッす」
楓 「ぐらは気が利くようになったなりねー」
きな姉に言いつけられて、外回りの営業をしていた楓とぐらは、仕事をサボってパチンコ店に入ってしまいました。
すぐに大当たりを引いていい気になっているようですが…(;^_^A
どんどん悪い子になっていくシルバーニャファミリーの男どもです。
【海外展開される海物語】
パチンコやメダルゲームの海物語シリーズ(三洋物産)のキャラになりきって登場の4人です。
元々はパチンコ台のキャラクターだったのですが、現在はゲームセンターのメダルゲーム機もあり、キャラクターグッズ、お菓子やアイスのパッケージにも海物語のキャラが登場しています。
遊興施設としてのパチンコ店は減少の一途をたどっていて、昨年からの新型コロナ禍でその勢いに拍車がかかっています。
その中で、海物語のキャラはパチンコの枠を超えたメディアミックス展開に成功して、キャラに合わせたストーリーを与えたアニメやマンガが製作されていて、さらにアニメ・マンガの世界展開を始めています。
Pixivなどでも主人公のマリンちゃんたちのキャライラストコンテストを定期的に開催したり、ボカロPと呼ばれるボーカロイドを使った動画サイト投稿者の起用など、新たな才能を発掘し、新市場へ乗り込んでいるようです。
【国が音頭を取るとやはりロクな事が無い】
先の「海物語」のメディアミックス展開は、縮退していく市場から脱し、生き残るために民間企業が知恵を絞って実行してきたプランです。
いつの間にか話も出てこなくなった国営カジノ構想や、アニメ・マンガ・ゲームで世界を席巻すると息巻いていたクールジャパン戦略では多額の国費を投じながら、アニメを制作する現場のアニメーターは最低水準の賃金で過酷労働を強いられ、eスポーツの中心はアメリカや韓国になってしまいました。
「日本人なら中国人の3分の1で済む」アニメ制作で進む日中逆転…PRESIDNT ONLINE
日本は結局「中抜き大国」なのでしょうね。
これでは優れた人材が海外に流出…アニメやマンガはネットで原稿をやり取りするので、日本の絵師と呼ばれる作画の上手い人たちが、在宅で中国の仕事を受けることも現にあるようです。
この国の金を中抜き屋がブッコ抜くという構図を止めにしないと、日本は本当にダメだろうなー。
…というか、先日中国の企業(アニメスタジオ?)から私のところにも3DCADでのモデル制作の問い合わせが来たので少し驚きました(;´▽`A``