【店内で記念撮影】
週に一度に開かれる「メイド喫茶吉祥寺」でメイドのアルバイトをしている麦ちゃんとみどりちゃんの写真を撮っている童子さんです。
常連の沼澤くんがはしゃいでいる二人をじーっと見ています。
童子さんが手にしているのはデジカメでもスマホでもありません。
【パワーザウルスMI-506DC】
シャープが1997年に発売した携帯情報端末(PDA)[パワーザウルスMI-506DC]です。
カラー液晶パネルを搭載し、右のPCカードスロットにデジタルカメラカードを差し込むことで、大画面液晶ファインダーの付いたデジカメとしても使用でき、撮った写真は液晶パネル面にペンで文字や但し書きを書き加えることができ、それを携帯電話やPHS回線、一般公衆回線を使ってネットにアップすることができました。
今から23年前に、今のスマホと同様の事ができる端末があったのですが、デジカメは35万画素CCDの最大640×480ピクセルと、今のスマホよりはずっと画質は劣りますし、価格も168,000円と非常に高価なものでした。
もっともこの当時のノートPCも20万円から50万円ほどしていたのと、当時は今よりも好景気で、会社員の賃金も今より高く、高価なノートPCや携帯情報端末がよく売れていた時代でした。
【パワーザウルスMI-506DCの3Dモデル】
私は当時は白黒画面のザウルスを使っていて、カラー画面のザウルスを使うようになったのは、1999年に発売されたパワーザウルスMI-C1(88,000円)からでした。
だいぶ価格が下がったとはいえ高価なものでした。
こちらもデジカメカードを取り付けて写真を撮ったりしていましたが、災害現場の写真を携帯電話回線で役所に送るなど、それまでのフィルムカメラではできない事ができて、未来を感じさせるものでした。
今週はあまり記事を更新できませんでした(>_<)
コメレスも遅れてしまってすみません。
でもって、明日も仕事だったりします(T_T)