サブ機に適したドスパラのノートPC VF-AD4 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

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そして昔のパソコンあれこれ。

【童子さんとMacBook Air…ではない謎のノートPC】

 

おかあちゃん(妻)のために新たにノートPCを購入しました。

 

妻が現在使っているPCは、Lenovo社のideapad C340(15)という2in1PCなのですが、仕事でこれを使っているので、これとは別にネットを見る程度のPCがあればいいなということで、ドスパラのノートPCを購入しました。

 

【ドスパラ VF-AD4】

ドスパラの14インチスタンダードノートPC[VF-AD4]です。

 

14インチの画面サイズというと、今、私が使っているideapad Flex 550(14)と同じ画面サイズです。

サブノートと呼ばれる携帯用ノートが主に13.3インチ液晶を使っているので、それより少し大きく、このVF-AD4は重量1.28kgと軽量なので、携帯も十分できるものです。

 

価格は29,800円(税抜)と安価なのですが、筐体はアルミ製で、エッジは鏡面仕上げという、価格からは想像できない仕上がりになっています。

MacBook Airっぽい(というかパクリ?)デザインで、それなりの高級感があります。

 

 

【フルHDのIPS液晶】

3万円台のノートPCのほとんどがHD(1366×768ピクセル)の解像度で、視野角の狭いTN液晶を採用しているのですが、このVF-AD4はフルHD(1920×1080ピクセル)のIPS液晶を搭載しています。

色域は狭いので、鮮やかさには若干欠けるところがありますが、明るさも普段使いには問題は無く、グラフィックや写真現像などに使用するのでなければ十分きれいなものです。

このフルHD・IPS液晶がこの機種を購入する決め手になりました。

 

上の写真がぼけていて鮮明さがないのは、単に私の写真の撮り方が下手なだけです(^_^;)

 

 

【素直なキーボード配列】

配列に変なところもなく、割と使いやすいキーボードですが、右上に電源ボタンがあるのが気になります。

うっかり押してもスリープに入るだけで壊れるようなことはないのですが、バックスペースのすぐ上なので、間違って押してしまいがちになるかもしれません。

 

写真では見づらいのですが、タッチパッドの左上部分に指紋認証センサーがついていて、指紋認証でログインができるようになっています。

 

 

【すごく薄い】

横から見たところです。すごく薄いです。

 

USB3.0ポートが左右に1基ずつ、こちら側にマイクロHDMI端子とUSB-PD端子、反対側にマイクロSDスロットがついていて、端子類は最小限ですが、使用目的(ネット、メール、動画視聴、簡単なグラフィック制作)からすれば十分です。

 

ACアダプタの仕様がUSB-PD端子というのはありがたく、標準で付属するACアダプタは非常に小型ですし、他社製のUSB-PDアダプタも使用でき、その場合は、スマホも一つのアダプタで同時に充電できるようになります。

 

 

【低価格だけに欠点もあります】

ここまで紹介した部分は、VF-AD4の良い点なのですが、安価なだけに欠点もあります。

 

・ロースペックのCPUが使われている

VF-AD4のCPUはintel Celeron N4000(PassMark値1450)です。

これはローエンドクラスのノートPCで使われているもので、3DCGゲームやクリエイティブワークには遅すぎて使いものにはなりません。

とは言え、私が3DCGイラストを始めた頃に使っていたPentium B960(PassMark値850)の約2倍も高速で、動画再生支援機能も内蔵しているので、4Kの動画視聴もできますし、家庭で普通に使う分には何の問題も出ないでしょう。

 

・メモリは4GBで拡張不可

Windows10で4GBメモリというと、今となっては最低ラインです。

せめて後から8GB程度に拡張できればよかったのですが、残念ながらメモリの拡張はできません。

ですがこれも家庭で普通に使う分には十分で、それどころか私は会社でCeleron G1840、メモリ4GBのデスクトップPCでCADを使わされているんですよ!!(さすがに今度Ryzen7PRO、メモリ32GBのデスクトップに入れ替えてくれることになりました(^▽^)

 

・ディスク(eMMC)容量が64GBしかない

外部記憶にはSSDと同様の半導体ディスクのeMMCが使われていますので、アクセスは高速なのですが、容量がわずか64GBしかありません。

これでは大量の写真や動画を保存することができないので、外付けディスクやクラウドドライブを利用する必要があります。

…しかし、このVF-AD4はSSDの増設スロットがあるので、自分でSSDを追加することができます。

 

 

【SSDを追加する】

底面の小さな蓋を開けると、M.2 SSD(SATA)のスロットがあり、そこにSSDを追加できます。

 

 

【ウエスタン・デジタル製500GB SSDを追加】

装着はただ差し込むだけと簡単です。

SSDもだいぶ価格が下がり、今、一番値頃感があるのが500GBクラスのSSDで、5000円程度で購入できます。

もちろん動画など大容量のデータを保存するのでなければ、さらに安価な128GB~256GBクラスのSSDでかまいません。

 

以上のような欠点もありますが、家庭での使用についてはせいぜいSSDの追加または外付けHDDの追加さえすれば不満のないノートPCです。

 

KINGSOFTのWPS Officeもプリインストールされているので、ワープロ・表計算、プレゼンテーションツールがすぐに使用できます。

 

WPS OfficeはMicrosoft Office互換ソフトの中でもデータ互換性・再現性は高く、家庭での使用に関しては良いオフィススイートだと思います。

ただし、中国製ソフトということでセキュリティ面に不安があったり、あくまでも互換ソフトなので、表現の再現性に完璧さを必要とされる実務での使用はMicrosoft Officeの使用を勧めます。

 

ドスパラVF-AD4に関しての詳細なレビューは、the比較(←記事へのリンクです)さんの記事をご覧ください。

私もthe比較さんの記事で、この機種の購入をきめました。

 

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