今日の猫たちです。
【やまはちゃんの音楽教室】
音楽の授業で、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)が上手く弾けないびわのために、やまはちゃんが鍵盤の弾き方を教えています。
麦ちゃん 「なんだか安っぽい音の楽器なのに、あなたたち楽しそうねー」
やまはちゃん「おもちゃの楽器でも上手い人が使うと立派な音楽になるわ」
びわが使っているのは、以前にもこのブログに登場したカシオのシンセサイザーVL-1(1981年)です。
1万2800円で発売されたおもちゃのようなシンセサイザーですが、YouTubeで[VL-TONE]と検索すると、これを上手くつかいこなして見事な演奏をされている方が動画をアップしています。
麦ちゃん 「やまはちゃんの使ってるのは何?びわのキーボードよりずっと小さいけど」
やまはちゃん「これ、実は電卓なの」
【シャープ[ドレミカル]】
1981年に発売されたシャープの鍵盤型電卓[ドレミカルEL-670]です。
数字キーが鍵盤になっていて、楽曲を弾くことができます。
内蔵の圧電スピーカーから音を出すので、腕時計のアラームのようなこれもまたちゃちな音ですが、メロディを記憶させ、それを時計のアラーム音として使用できます。
1980年になると、電卓戦争と呼ばれた電卓の価格競争は終わり、シャープ、カシオ、キヤノンの3社が勝者として生き残り、その後はゲーム電卓やメモ電卓、音楽を鳴らせる電卓など、多機能化で差別化を図るようになりました。
また、電卓のデザインも薄さやカラーバリエーションの豊富さを競うようになり、工芸品のような美しい電卓が次々と登場したのも1980年代でした。
高機能電卓はのちにポケットコンピュータ、電子手帳に進化し、さらにはPDA(携帯情報端末)になり、電話機能を融合したスマートフォンへと進化していきました。
銀ちゃん
牢名主銀ねえです。
悪ガキのぐらとびわをじっと見張っています。
ぐら
ぐら兄は銀ねえに怒られないように、じっとしています。
びわ
ですが最近はぐらもびわもすっかり悪さをしなくなりました。
だいぶ大人になってきたのでしょうね(^-^)
いや、単に寒くなってきたからかも…。