【ニッパーと麦ちゃん】
びわ 「あ、ビクターの犬だー」
麦ちゃん「この子、ニッパーって言う名前の本当にいた犬なのよ」
びわ 「音楽が好きなんだ」
麦ちゃん「違うのよ、このレコードに録音された亡くなったご主人様の声を聴いてるのよ」
びわ 「そっかー」
【ビクターのマスコット[ニッパー]】
ご存じの方が多いと思いますが、日本ビクター(JVCケンウッド)のシンボルマークの、蓄音機に耳を傾ける犬のニッパーです。
ニッパー君は実在したオスのフォックステリアで、ご主人様にとても可愛がられていました。
ですがそのご主人様はニッパーを残して亡くなり、ご主人様の弟さんに引き取られることになりました。
ある日、蓄音機に録音された兄の声を再生したところ、ニッパー君は蓄音機から聞こえてくるご主人様の声を最初は不思議そうに、やがて懐かしむようにいつまでも聴き入っていました。
画家であった弟さんは、ニッパーのその姿を絵に描きとめ、それがやがてビクターのシンボルマークとして使われるようになりました。
【人を慕う動物たち】
ニッパーは蓄音機から流れてくる大好きだったご主人様の声を、懐かしく思いながら聴いていたことだと思います。
犬も猫も本当に人を慕ってくれています。単にごはんをくれるから懐いてくれるわけではありません。
うちの猫たちも、本当に私と妻の事を慕ってくれているのがよくわかります。
すでにこの世を去った愛猫のこむ爺(こむぎ)も、くりちゃんも、麦ちゃんも楓も、みんなとてもいい子たちでした。
自分を慕ってくれる存在があるということはとても幸せな事だと思います。
それに応えることが動物と暮らす人の責務だとも思います。
【生きるための殺生から解き放たれる日】
最近、まだ多少高価ではあるものの、植物だけを原材料とした人工肉を使ったハンバーガーをはじめとした肉料理が市場に流通するようになりました。味も本物の肉にかなり近づいているようです。
分子合成や核変換などの技術が進めば、遠くない将来には植物からではなく、土くれや空気、水からも食糧を生産できるようになるでしょう。
他の動植物の命と引き換えに生きながらえていくという生物の宿命を解き放つのも、人間に与えられた使命の一つではないかと考えています。
【3Dモデルデータを追加公開しました】
このブログの記事用に作成した3Dモデルデータを追加公開しました。
VHSビデオテープレコーダー1号機のビクターHR-3300と、「欽どこ」の萩本家のお茶の間に置いてあったNECの音声多重カラーテレビです。
ダウンロードはこちら…3D Warehouseの私のページへのリンクです
明日はやっと休みだー!!