【オリオン座の一等星ベテルギウス】
童子さんが冬の星空を見るというので、麦ちゃん、みどりちゃん、やまはちゃんもついてきました。
童子さん 「あれがオリオン座、左上にある赤い星がベテルギウスという星よ」
やまはちゃん「あの星ってどんな星なの?」
童子さん 「もうすぐあの星は爆発すると言われているの」
みどりちゃん「ネットで騒ぎになってるわね。爆発したときの放射線で地球が全滅するって」
麦ちゃん 「え!!そうなの?どこかに隠れなくてもいいの!?」
童子さん 「確かに強烈な放射線も出るけど、さすがに地球からは遠いから大丈夫よ」
やまはちゃん「あー、よかった」
【急速に減光するベテルギウス】
冬の代表的な星座、オリオン座の左上にある一等星ベテルギウスが、最近急速に明るさを失っていて、これは超新星爆発の前兆ではないかと一部ネットで騒ぎになっています。
巨大な質量を持つ恒星の最期は大爆発を起こし、その寿命を終えるのですが、その時に強烈な輝きを見せるので超新星爆発と呼ばれています。
超新星爆発の約1年前に急速な減光が始まると予測されているので、今のベテルギウスの暗さは超新星爆発の前兆ではないかと言われています。
地球からは642光年も離れているので、超新星爆発を起こしても、満月以上の明るさで輝くだけで、深刻な影響はおよぼさないと大半の天文学者は予想しています。
ただし、爆発の際に強烈な放射線(γ線)が発生するので、半径50光年以内にある惑星の生物は全滅すると言われているので、ベテルギウスがたまたま遠くにあったことは幸運でしかありません。
超新星爆発は、近隣の惑星に住む生物を死滅させる恐怖の存在ですが、元々水素しか存在していなかった宇宙空間に恒星が発生し、そこで繰り返される核融合反応で水素より重い元素が作られ、さらに超新星爆発の強烈な圧力でさらに重い重元素が作られたのですから、恒星とその最期の超新星爆発がなければ、惑星や生物を構成する元素も生まれておらず、今、自分たちがここに存在することもなかったのですから、死をもって新しい命を生み出す自然の原理はやはり不思議だと思います。
超新星1987Aに挑む…講談社ブルーバックスのサイトへのリンクです
この本を私は読んだのですが、この世界を構成する物質がどのようにして作られたかがわかりやすく書かれています。
【シャープX1シリーズのライバル登場】
私のかつての愛機の8ビットパソコン「シャープX1」シリーズの最大のライバルの3Dモデルを作り始めました。
作るものがあちこちふらふらしていますねー(;^_^A
昨日から仕事が始まり、「待ってたぜ」と色々な案件が出てきました。
コメレスが遅くなってしまってごめんなさいm(_ _)m