今日は猫たちの写真はありません。
【日本沈没】
小松左京さん原作の大ヒットSF小説「日本沈没」の映画に登場した深海調査艇[わだつみ]です。
詳しい図面がないのでだいたいの形をメタセコイア4で作っていました。
正確な図面があれば3D-CADのSketchUpで書くのですが…。
私は映画版よりも、1974年にTBSで放送されたTVドラマ版「日本沈没」の方が好きでした。
五木ひろしさんが歌う「さようならと泣かないで、今は微笑みを…」の主題歌「明日の愛」が印象に残っています。
小松左京さんが日本沈没の執筆を開始した1960年代にはまだトンデモ理論の域を出ていなかったプレートテクトニクス理論をベースに、日本列島が大陸プレートとともに日本海溝に沈んでいくという、前代未聞のSF小説でした。
日本中で発生する巨大地震と火山の噴火。科学者たちが必死に分析した結果、わずか2年足らずで日本列島の大半が海に沈むということがわかり、1億もの国民の疎開先を探し、すみやかに移住させなければならないという大問題に直面する政治家と官僚。
その間にも次々と起こる巨大地震から人々を救い出すべく奮闘する自衛隊そして消防救助隊。
この物語に登場する指導者や現場の人たちは皆、立派な人たちでした。
上のわだつみは、日本列島が直面する危機を見抜くために活躍した深海調査艇です。
【NHKスペシャル「体感・首都直下地震」】
昨夜から始まったNHKスペシャルのシリーズですが、今日から本編が始まりました。
これまでにもNHKスペシャルでは「メガ・クゥエイク~巨大地震~」「メガ・ディザスター~巨大災害~」などの、これから起こるであろう天災のメカニズムと対策について特集を組んでいました。
メガ・クゥエイクのシリーズが放送された2010年の翌年に、あの東日本大震災が発生しました。
メガ・ディザスターでは、スーパー台風の発生を予測していましたが、今年の台風19号はまさにスーパー台風でした。
今回のシリーズの第1話を見る限りでは、ドラマに軸を置いたようですが、首都直下地震が起こったときに、人々はどのような状況に置かれるのかがリアルに伝わってきます。
このシリーズは全編見てみますが、Nスペのこのような自然災害特集は、まるで予言のような感じさえするので、巨大地震への備えを真剣に考えなくてはいけないようです。
深海調査艇わだつみと麦ちゃんたちのイラストは明日の記事でアップします。