また今回も昭和ネタです(^_^;)
【異国からのポストカード】
麦ちゃん 「この子ぐまのポストカード可愛い~♡」
みどりちゃん「あれ、このポストカード、ロシアのものなの?」
麦ちゃん 「みどりちゃんなんでわかるの?」
みどりちゃん「ロシア語でモスクワって書いてあるわ」
童子さん 「その子ぐまはモスクワオリンピックのマスコットのミーシャよ」
みどりちゃん「だけど童子ちゃん、なんでそんな昔のしかもソ連の時代のポストカードがあるの?」
童子さん 「それはベリカードって言って、そのラジオ局の放送を聴きましたよって証明書なの」
麦ちゃん 「それにしても昔のカードじゃないの」
童子さん 「お父さんが80年代の頃に、外国の短波放送を聴いてベリカードを集めてたのよ」
みどりちゃん「童子ちゃんのお父さん、お寺の住職だけあって趣味も高尚ね」
童子さん 「(ふだんは呑み助のタヌキなんだけどね…)」
【70年代から80年代前半に流行したBCL】
3D-CADのSketchupで描いたBCLラジオのソニースカイセンサーICF-5900(1975年)です。
70年代から80年代前半にかけて、ラジオブームがあり、特に外国の短波放送を趣味として聴くBCL(←WikiPediaへのリンクです)がコアなラジオファンの間で流行っていました。
短波放送のラジオ電波は成層圏より高い場所にある電離層で反射され、地球を半周することもあるので、遠い外国のラジオ放送を聴くことができ、マニアの間では聴取難易度の高い国のラジオ局のベリカードを集めることが一種のステータスになっていました。
私は中学生の頃でしたが、BCLに夢中になっていた友人もいて、当時としては高価なBCLラジオをおこづかいを貯めて手に入れて、ベリカードを集めていましたね(^-^)
このソニーのBCLラジオ[スカイセンサーICF-5900]はその中でも人気のあったラジオでした。
この頃のソニー製品には私も憧れていましたねー。